暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第111話 やってきました砂の世界!四天王ゼブラという男!
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逃すはずもなく尻尾を刺そうとしました。


「助けないと!」


 私たちは直ぐにその子供を助けようとしました。


「ボイスカッター!!」


 しかしその前にいつの間にかヤマタノサソリの前に立っていたゼブラさんが声で作った斬撃を放ちヤマタノサソリを文字通りバラバラに斬り裂いてしまったんです。


 私達はそれを見て大層驚き先輩だけが笑っていました。


「下等生物がチョーシにのっちゃいけねーぜ」


 ゼブラさんがそう言うと町の人たちは歓喜の声を上げて再びゼブラさんに駆け寄っていきました。助けられた子供も泣いてゼブラさんにお礼を言っています。

 
 私達が唖然としてその光景を見ていると、先輩が声をかけてきました。


「そう言えば皆にはまだ言っていなかったな。ゼブラ兄が絶滅させた26種類の生物はヤマタノサソリのように生態系を狂わせる危険生物なんだ」
「えっ……?」
「まあ危険だからって絶滅させて良い訳じゃないんだけどな」


 先輩の言葉に私は驚きまたゼブラさんの方を見ました。


「てめーらぁ!ちゃんと俺に適応しろよ?」


 私はそう言うゼブラさんを見てようやく彼がどういう人間なのか理解しました。


 決して善人ではありません、どっちかというと悪に近い人なのかもしれません。しかしそれでも先輩やココさん達のように自分なりの信念を持った人なんだと……

 
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