暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第111話 やってきました砂の世界!四天王ゼブラという男!
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あ考えておくよ」


 ティナの言葉に俺はとりあえず頷いておいた。なんでも俺や皆は今結構話題になってるみたいだからインタビューがしたいらしい。


 だが今はメロウコーラが先だ、これから過酷な旅が始まるんだからな。


「でも本当に凄いね、ゼブラさんの出所の情報が確定したら世界中大騒ぎだよ」
「ニュースは全部ゼブラ関連、株も大きく動いているな」


 祐斗とアザゼルさんがネットを見ながらそんな感想を言う。二人の言う通りゼブラ兄の出所は世界中で取り上げられている、ゼブラ兄が何処に向かうのか予想するお天気予報ならぬ『ゼブラ予報』まであるくらいだ。


「そりゃ実際に26種類の生物を絶滅させたっていう実績があるからな。最早歩く核爆弾だな」
「そんな人を外に出して大丈夫なの?怖いよイッセー君……」


 イリナは不安そうな顔をして俺に抱き着いてきた。


「大丈夫だよ、イリナ。ゼブラ兄は善人とは言えないが怒らせなきゃそんなに怖くないさ」
「ううっ……でもやっぱり怖いからギュってしてほしいな」
「甘えん坊だな、イリナは。ほらよ」
「えへへ〜?」


 まあイリナが不安がるのも仕方ないよな。俺はイリナを強く抱きしめる、彼女は俺の胸に顔を埋めてグリグリと押し当ててきた。


(……あれ絶対ゼブラさんをダシにして甘えてるだけですね)
(イリナちゃん、怖いもの知らずですわね……)


 小猫ちゃんと朱乃は何故か溜息を吐いていた。二人も不安なのか?


「おいイッセー、飯食ったら暴れたくなった。喧嘩しようぜ」
「嫌だよ、さっきしただろう?」
「はっ、やっぱり泣き虫は直ってねぇみてえだな。腰抜け」
「は?上等だ、表出ろ」


 俺はプツンと来てゼブラ兄の喧嘩を買った。


「師匠、買い物は終わりましたよー。もう出発できます」
「おっそうか。ならサンドガーデンに向かうとするか」
「はい。でも旅立つ前にボロボロですけど大丈夫ですか?」
「アーシアに治してもらうよ」


 その後食料を買ってきたルフェイを連れて俺達はサンドガーデンに向かう事になった。


「所でイッセー、どうやってサンドガーデンに向かうの?いつもみたいにジェット機を使うのかしら?」
「いやサンドガーデンは『砂塵の谷』っていう電子機器を狂わせる成分を含んだ砂塵の吹き出す谷に囲まれているんだ、航空機じゃ行き来できない」


 リアスさんの質問に俺は航空機は使えないと答えた。


「じゃあどうやって向かうの?」
「本来は『リフトハウス』っていう片道一か月の専用の施設を使うんだがそれじゃ時間がかかり過ぎる。だからフロルの風で向かおうと思ってる」
「じゃあ既にマーキングをしているの?」
「いや本当
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