第七十四話 おぢばのカレーその十三
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「一番下の大叔父さんが大叔母さん達と自分のお家で娘さん達と暮らしてるんです」
「そうなのね」
「それで大叔母さんは三人いまして」
「二人じゃなかったの」
「今回お会いしてもらいたいのは二人なんです」
「そういうことね」
その辺りの事情もわかりました。
「確か新一君のお祖父さんのお姉さんよね」
「二人共。それでお祖父ちゃんの妹にもう一人いまして」
「それで三人なのね」
「ちなみにお祖父ちゃん六人兄弟の三番目で長男です」
「長男さんなのね」
「それで大叔母さん二人に親戚皆お世話になっていまして」
私にさらにお話してくれます、ですがここで。
新一君はカレーをお代わりしました、そうして私のところに戻ってお話を再開しました。二杯目も一杯目と変わらない量でした。
「僕も弟もなんです」
「それで新一君も慕ってるのね」
「僕にとってのお祖母ちゃんですね」
「そこまでの人達なのね」
「父親も可愛がってもらっていまして」
「親子でなのね」
このことも知りました。
「よくしてもらってるのね」
「そうです、じゃあ紹介させてもらいますね」
「宜しくね」
私も挨拶を返しました。
「それじゃあ」
「はい、楽しみです」
「天下茶屋はあまり詳しくないけれどね」
何処に何があるかです。
「案内してね」
「そちらも任せて下さい」
「詳しいのね」
「子供の頃から毎月行ってるんで」
「それでなのね」
「あちこち歩いてますんで」
天下茶屋のというのです。
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