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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百三十四話 野球勝負? その5
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技術向上訓練終了後、元PGSの路上生活者である霧原カイト監督が休憩を宣言する。
校舎の水飲み場では、『下半身ムラ村田イガーズ』の選手たちが、水分補給をしていた。
練習時間終了と、授業の終了が重なったのか、水道の蛇口にしゃぶりついた状態で水分補給をしていた竹田を見た女子生徒達から悲鳴が上がる。
水部補給を終えた俺の前に、たまにしか話さないクラスメイトで鉄道マニアの川田が話しかけてくる。
「?ぉぉぉぉい!山神、教室に、かわいい子が来て、お前のこと探してるぞ!」
「名前は?」
「黒乳首」
黒乳首とは、以前、欠本が社長を務めるAFデクレーションの寮で、俺が氏根駄ムァリコとして一緒に生活していた新人アイドル達の1人である。
口癖は『ファイト』
黒乳首は、同じ寮に住むアイドルの1人、『勃起佐賀69』に所属している瀬戸内あんちくしょうが水虫であることを教えてくれたり、結構いい奴だった。
まずったな、ここに黒乳首が来たということは、俺の正体が男であるということもバレているに違いない。
しかし、ウソをついた以上は、ちゃんと事情を説明する必要がある。
俺は覚悟を決めて黒乳首が待つ教室に向かう。
教室では俺を待っていたと思われる『黒乳首』が、クラスメイトの男子たちに囲まれて質問攻めにあっていた。
それもそのはず、黒乳首も芸名とはいえ、大手芸能事務所AFデクレーションに所属する新人アイドルである、クラスの男子どもが放っておくわけがない。
すぐに俺の存在に気付いた黒乳首に手をつかまれて、強引に引っ張られる。
クラスの男子たちから怨嗟の声が俺に向かって上がる。
屋上に連れてこられた俺はまず最初に、黒乳首に、女装して自分を偽っていたことを謝罪する。
「まぁ、はっきり言って氏根駄ムァリコちゃんが、男の子だったって聞いた時は、はっきり言ってビックリした!」
「す、すまん」
「でも、あの日、私、ムァリコちゃんが欠本ユート社長と話してるの聞いてたから、ちゃんと事情はわかってる!とりあえず、急にいなくなっちゃったからさ、もしかして、欠本ユート社長に『O=お A=え O=お U=う』されちゃったんじゃないかって心配になっちゃって...」
「それで、わざわざ、学園に来てくれたのか...ありがとな、黒乳首はまだ、欠本の下でアイドル続けるのか
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