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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
こんにちは赤ちゃん
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た。
直ぐ側のベビーベッドには、まだ小さい女の赤ん坊が…
「レイチェル…お邪魔するよ〜」
「あ、リュカ!!」
レイチェルはリュカの姿を見た途端、持ってた書類を投げ捨てて一目散に抱き付いた!

「リュカ、見て見て!私頑張ってアナタの子を産んだのよ!」
嬉しそうにリュカを赤ん坊の所へと連れて行く…
「うわぁ〜!可愛い女の子だ!名前はもう決まってるの?」
伊達に子沢山を経験してるワケではなく、赤ん坊を起こさない様に優しく抱き上げるリュカ…
ビアンカも、可愛い赤ちゃんを前にすれば、思わず顔がほころんでしまう優しい女性だ。

「本当はね、リュカの名前に因むつもりだったんだけど…大臣達が全員反対しちゃって…だから私の名前に近くしたの。その子の名前は『レティシア』よ…私とリュカの子レティシア」
「レティシアか…僕とレイチェルの子だし、将来はきっと美人になるね!」
「母親みたいに、変な男に引っかからなければ良いね…」
「あらマリーちゃん!私は変な男になんか引っかかって無いわよ!むしろ最高の男性に出会えたと思ってるわよ!」
面白半分で嫌な空気を蒸し返そうとするマリー…
だがレイチェルは本気でリュカに出会えた事を喜んでおり、現在の状況に微塵も不満は無い様子だ!

「そうよね女王様!私もリュカに出会えて最高ですもん!」
リュカの腕の中で眠る、赤ん坊の頬を突いていたビアンカが急に同意する。
「そうですよねビアンカさん!やっぱりリュカは最高の男性ですよね!…良いなぁビアンカさんは結婚出来て…羨ましい!」
マリーの狙いは、アホたれ男のアホたれ行動に、みんなで非難ゴーゴー・タイムの予定だったのだが、まさかビアンカが此処で『リュカは最高の男』発言をするとは思って居らず、良い男だからしょうがない的な流れになってしまったのだ。
そして和気藹々ムードのまま、アルル達は最終決戦の挨拶を終わらせてしまい、リュカが白い目で見られる事が無くなってしまったのだ…

その日の晩…ベッドの中でマリーはウルフに言う…
「私は浮気を許すつもりはないわよ…」
彼もそれなりにイケメンだから、彼女もそれなりに心配なのだろう…




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