第一幕その一
[2]次話
ドリトル先生と桜島
第一幕 鹿児島へ
ドリトル先生は自宅で皆に言いました。
「今度鹿児島に行くことになったよ」
「今度はどの学問で、ですか?」
「地質学でね」
こちらでとです、トミーに答えました。
「行くことになったよ」
「地質学ですか」
「鹿児島のそちらを調査をする為にね」
それでというのです。
「行くことになったよ」
「そうですか」
「うん、あちらには桜島があるね」
「あの有名な火山ですね」
「それがあるからね」
だからだというのです。
「あの火山をだよ」
「調査してですか」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「論文を書くよ」
「論文はいつも通りですね」
「そうだね、学者ならね」
「論文を書くもので」
「それでね」
「調査をされて」
そしてとです、トミーも言いました。
「論文を書かれて」
「学会で発表するよ」
「左様ですね」
「それでね」
先生はさらに言いました。
「歴史のこともね」
「学ばれますか」
「鹿児島というとね」
「幕末ですね」
「そして戦国時代だね」
「そうですよね」
「それに種子島に行けば」
この島のお話もしました。
「ロケットだね」
「そちらもありますね」
「だからね」
「鹿児島も学ぶものが多いですね」
「だから楽しみだよ」
見れば先生のお顔はうきうきとしたものになっています。
「今からね」
「それは何よりですね」
「だから楽しみにして行ってきて」
「楽しまれますね」
「そうしてくるよ、食べものもね」
こちらのお話も忘れません。
「楽しみだしね」
「鹿児島は薩摩芋だね」
「もう何と言っても」
「あれだよね」
「先生もトミーも好きだし」
「私達だって好きよ」
「ジャガイモもいいけれど」
先生も笑顔で応えます。
「薩摩芋もいいよね」
「そうそう」
「甘くてね」
「焼いても煮ても美味しくて」
「色々なお料理にも使えるし」
「スイーツにもなって」
「栄養もかなりあってね」
先生はこちらのお話もします。
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