第一幕その五
[8]前話 [2]次話
「そのうえでね」
「先に進めるね」
「目的地までね」
「そうなの、では皆その列車に乗って」
車両の前に集まっているナターシャ達にも言います。
「あの街に行ってね」
「そうしてだね」
「楽しい時間を過ごしてね」
「そうさせてもらうね」
魔法使いも笑顔で応えます、そうしてです。
一行は列車に乗って動きはじめるとオズマ達と車窓越しに笑顔で手を振り合って一時のお別れの挨拶をしてでした。
そのうえで出発します、列車は空を飛んで街に向かいます。
その中で席に向かい合って座った状況でチクタクは言いました。
「こうしたーー鉄道のーー旅もーーです」
「いいものだよね」
「そうですーーよね」
チクタクは向かい側の席に座るカエルマンに笑顔で応えまsた。
「まことーーに」
「歩いたり船の旅もいいけれど」
「鉄道のーーものもーーですーーね」
「うん、だからね」
それでというのです。
「まずはね」
「今をーーですーーね」
「楽しもう」
「そうしまーーしょう」
チクタクは銅のそのお顔をにこにことさせています、そうしてです。
まずは皆で車窓から景色を観たりして楽しみました、その中で。
アンはナターシャにです、こんなことを言いました。
「オズの国はお笑いもね」
「沢山ありますね」
「ええ、アメリカのものがメインでね」
「外の世界の他の国のお笑いもですね」
「あるわよ」
そうなっているというのです。
「オズの国はアメリカが反映されて」
「そのアメリカに世界中から人が来るからですね」
「だからね」
そうしたお国だからというのです。
「それでよ」
「外の世界のあらゆるお笑いがですね」
「揃ってるのよ」
そうだというのです。
「オズの国は」
「そのこともいいですね」
「それあの街はね」
黒と黄色の縦縞の街はというのです。
「日本のお笑いでね」
「満ちていますね」
「そしてオズの国で一番ね」
「お笑いが盛んな街ですね」
「美味しいものとね」
そしてというのです。
「お笑いの街なのよ」
「楽しい街ですね」
「そうなのよ」
「あの街は評判なのよ」
クッキーもナターシャに言ってきました。
「お笑いと美味しいもので」
「その二つで」
「それで野球でもね」
「外の世界にもある」
ナターシャは思わずこう言ってしまいました。
「虎のチームですね」
「そう、あのチームでもね」
「有名ですね」
「だからね」
それでというのです。
「何かとね」
「楽しめる街ですね」
「そうなのよ」
まさにというのです。
「これがね」
「野球でもですね」
「外の世界で活躍した」
そうしたというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ