第一幕その一
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新オズのリンキティンク
第一幕 オズの国のお笑い
ナターシャは恵梨香達四人と一緒にオズの国に来てです、エメラルドの都で一日楽しく遊んで晩ご飯の後で思いました。
「お笑いを見たいわね」
「あら、どういったお笑いかしら」
一緒に湯舟緑の大理石の床と壁そしてエメラルドで飾られた大きなお風呂場の中にあるそのうちの一つに入っているドロシーが応えました。
「一体」
「はい、日本の落語や漫才やコントや新喜劇です」
「観たいのね」
「ふと思いました」
「それならね」
ドロシーはナターシャの考えを聞いて言いました。
「オズの国の日本街の一つにね」
「お笑いの街がありますか」
「お笑いと食べもののね」
その二つのといううのです。
「とても賑やかで楽しいね」
「そうした街がありますか」
「そこに行ってみたらどうかしら」
こう提案するのでした。
「そうしたらね」
「そうしたものが観られますか」
「ええ、貴女達は一度行ってるわよ」
「あっ、あの街ですね」
ナターシャは言われて気付きました。
「黒と黄色の縦縞が多い」
「大きな蟹や河豚の看板のお店もあるわね」
「紅白の眼鏡のおじさんのお人形も」
「あの街に行けばね」
それでというのです。
「もう好きなだけね」
「笑えますね」
「オズの国でお笑いといったら」
それこそというのです。
「あの街よ」
「何といってもですね」
「だからね」
それ故にというのです。
「行けばいいわ」
「わかりました、じゃあ明日皆でお話をして」
「そうしてね」
「あの街に行くかどうか決めましょう」
「そうしたらいいわ」
まずお風呂場の中でこんなお話をしました、そしてです。
朝日の出と一緒に起きてでした。
茹で卵にサラダ、焼いたベーコンにソーセージそれに甘いジャムをたっぷりと入れたヨーグルドに様々なフルーツが用意された朝食をです。
トーストと牛乳をメインに食べつつナターシャは皆に提案しました。
「黒と黄色の縦縞のお笑いの街に行かない?」
「あの街ね」
ナターシャの言葉を聞いてです、恵梨香はソーセージをフォー九を使って食べつつ明るい笑顔で応えました。
「あそこに行くのね」
「昨日ここに来たばかりでどうしようか考えてなくて」
神宝は茹で卵を食べつつ応えました。
「まずは都の宮殿でドロシーさんと遊んだけれど」
「何処かに行くか何しようかとか」
ジョージは分厚くてこんがりと焼かれたベーコンを食べながら言いました。
「まだ考えてなかったけれどね」
「冒険に出てね」
カルロスはイタリアンドレッシングをたっぷりとかけたサラダを食べながら言いました、緑のレタスに胡瓜、トマトに
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