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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
最終章-3 完
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は、僕の知らない間に、仕事が出来て、誰からも好かれる明るい女性になっていたのだった。
「お母さん 今まで 育ててくれてありがとう」式の前の夜、私はお母さんに・・
「ななの 辛い思いばっかりさせて ごめんネ これからは、秀さんと幸せ掴んで暖かい家庭をつくるのよ」
「お母さんは 私のこと見守ってきてくれたわ 自分を犠牲にしてまで・・ 感謝してます」
「ななの お母さん ほっとしてるのよ 余計なコブが居なくなるから、せいせいするわ お母さんも 誰か 良い人見つけるわワ まだ 若いのよー」と、強がりを言っていたのだ。その夜、私はお母さんと寄り添って寝たのだ。
式の間は母のルリさんは、ずーと涙を拭いていたのだ。母の想いはもっと違ったものだったのだろう。自分の身を犠牲にしてまでななのを育ててきたのだろうから。そのせいか、ななのちゃんは終始 笑顔で幸せ一杯という顔をして、恩返しの意味でも応えていたのだろうか。だけど、僕達、二人だけになった時、僕の胸に顔を埋めたまま、ななのの涙は止まらなかったのだ。
Be happy forever
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