暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
[9/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の動きを追いかけきれません……」


 アザゼル先生は二人の戦いがまるで怪獣映画のようだと話してギャーくんは目をグルグルにしていました。


「所でリンさん、さっきは色々あって聞けなかったけどゼブラさんは一体何をして刑務所に入れられる事になったの?」
「イッセーは食材を食べ過ぎたからって言っていましたけど……」


 リアス部長と朱乃先輩がリンさんにゼブラさんが犯した罪を聞いていました。


「食べ過ぎたって言うのはね、文字通りその生き物を一匹残らず食べちゃって絶滅させちゃったんだし」
「ええっ!?絶滅!?」


 絶滅と言う言葉にリアス部長は驚きましたが私達も驚きました。


 絶滅とは文字通りその生物が地球上から姿を消してしまう事です。その原因は環境の変化や人間による乱獲などですが一つの生物が絶滅すると生態系に大きな影響を与えると言われています。


 例えば嫌われ者であるゴキブリ、彼らが絶滅するとゴキブリを餌としていた生物が餌を取れなくなり更にその生物を餌にしていた猛獣もエサを取れなくなる……という負の連鎖が起こってしまいます。


 だからこそどんなに嫌っていても絶滅させてはいけないんです、それが自然なのです。


「ゼブラは四天王の中でも聴覚に優れていて音を操り全てを破壊してきた。そして自分が『チョーシ』に乗ったと思ったり味を気に入った生物を絶滅するまで食い殺すんだし」
「ほ、本当ですか!?」
「本当だよ、ゼブラはこれまでに26種類もの生物を絶滅させたの。だからこそゼブラはこのG×Gの人間界で最も恐ろしい生物だって言われているんだよ」
「そんな……」


 一つの生物を絶滅させるだけでも大罪なのに26種類もの生物を……!?そんなの生態系に多大な影響を与えてるじゃないですか……!とんでもない悪人です!


 皆ゼブラさんの犯した罪を聞いて顔色を変えてしまいました。無理もありません。下手をしたら自分達だって絶滅されかねません、そう思えば誰だって怖くなります。


「よっしゃ!コイツで決めてやる!」


 イッセー先輩は右手に力を込めて跳躍しました。


「ふん、まだ未完成だがお前相手なら丁度いいか」


 対するゼブラさんも右手を拳にして迎撃する態勢に入りました。


「15連釘パンチ!」
「ビートパンチ!」


 そして二つの拳がぶつかり合い凄まじい衝撃が生まれて二人が吹っ飛ばされてしまいました。


「ぐおぉぉぉぉっ!?」
「ぬうぅぅぅぅ……」


 二人は大きく後退しながらも体勢を素早く立て直して立ち上がります。


「まさか15連を相殺されるとはな……!」
「チッ、未完成とはいえ押し切れなかったか」



[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ