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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
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ブラさんは息を大きく吸い込みました。
「そうか、さっきから大人しいと思っていたが充電していたのか!皆、耳をふさいで床に伏せろ!『サウンドバズーカ』がくるぞ!」
イッセー先輩の叫びに私たちは直ぐ耳をふさいで床に伏せました。次の瞬間ゼブラさんから凄まじい音が発せられて辺りを揺らしました。
「そら来た!ぐううぅぅぅぅっ!!」
あまりの衝撃に壁や鎖にヒビが入ってしまいました。更に音量を上げたゼブラさんは鎖どころか処刑獣達すら気絶させてしまいました。
そしてようやく声が収まると辺りはヒビだらけで酷い有様でした。割れた壁から処刑獣が泡を吐いて倒れているのが見えました。
「くぅ……あの馬鹿兄貴、俺達まで潰すつもりかよ!」
イッセー先輩は立ち上がると覗き穴に駆け寄りました。
「こらぁ!ゼブラ兄!いきなりなにしやがんだ!声出すなら一言なんか言えよ!絶対ワザとだろうが!」
「かっかっか、どーだイッセー?」
「えっ?」
「随分と平和ボケしたツラしてやがったからな、目覚まし代わりだ。俺がいなかった地球は随分と退屈だったみたいだな?」
「そんなことねぇよ。よっと」
イッセー先輩はゼブラさんの元に降りていきました。
「相変わらずだな、ゼブラ兄。元気そうで何よりだ」
「お前も相変わらず品性のなさそうなツラしてやがるな」
「うっせぇ、あんたに言われたくねえよ」
ココさんやサニーさんとも違う先輩の絡み方に私達は驚いてしまいました。とにかく私達も下りましょう。
「先輩、待ってください。私達も挨拶させてください」
「あっ、小猫ちゃん」
「初めまして、ゼブラさん。私は塔城小猫と言います、イッセー先輩とはお付き合いをさせていただいていまして……」
「イッセー、土産はどこだ?腹減った」
「え、えっと……」
ゼブラさんは私の挨拶に興味なさそうにそっぽをむいてそう言いました。
「おい、俺の仲間が挨拶してるんだから返事位しろよ」
「興味ねぇな。それよりもイッセー、久しぶりにケンカしようぜ。処刑獣共とじゃれるのも飽きたし久しぶりに殴り合いがしてぇんだ」
「しねぇよ、面倒くさいな」
「なんだ、逃げるのか?まあお前は昔から逃げようとする泣き虫だったからな。すまんすまん、気がつかえなかったな」
「あ?」
イッセー先輩の様子が変わりました。えっ、どうしたんですか?
「誰が泣き虫だって?」
「俺の目の前にいるガキだが?」
「舐めんなよ?昔ならともかく今は簡単に泣かされるつもりはねえ。俺だって成長してるんだ」
「背伸びするなよ、虚勢張ったって俺には分かるんだぞ?」
「上等だ、嘘かどうか体に叩き込んでやる。表に出ろ
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