暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
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重要な事を言ったラブ所長に私達は大層驚きました。だってこれから会うはずのゼブラさんが処刑されたなんて言われたんですから!


 でも先輩は最初は驚きましたが直ぐに納得したという表情を見せました。


「イッセー!なんで落ち着いているの!?ゼブラさんが処刑されたのよ!?」
「大丈夫ですよ、ゼブラ兄は生きています。じゃなきゃ音弾が飛んで来る訳がない」
「あっ、言われてみればそうね……でも処刑されたって言うのはどういう事?」
「多分ゼブラ兄が処刑してくれって頼んだんだ。そうですよね?」


 流石に部長も慌てましたが先輩の言葉に落ち着きを取り戻しました。そして首を傾げる部長にイッセー先輩はゼブラさんが自分から処刑されたいと言ったと話してオーバンさんに確認をしました。


「流石イッセー殿、ゼブラの事をよくお判りで……まさに仰る通りでゼブラは自分から処刑を望みました。奴はここに収容されてから毎日処刑されています」
「ゼブラちゃんからしたら処刑されてるくらいがちょうどいいのよ」


 処刑されている方が良いって……流石最後の四天王、規格外ですね。


「さあ、ここがゼブラちゃんの部屋よ」


 そして等々ゼブラさんのいる部屋にたどり着きました。覗き穴から中を見ると四肢を太い鎖で縛られた屈強な体格をした薄い赤の髪の男性がいました、よく見ると頬の一部が裂けていますね……


「ゼブラ兄!久しぶりだな!」
「あの人がゼブラさん……」


 イッセー先輩はゼブラさんに声をかけます。私は初めて見る最後の四天王を見て唾を飲みこみました。


「……ああ、ゼブラちゃん!ついにお別れなのね……!」
「しょ、所長……」
「泣かないでください、ラブさん……」


 泣き出してしまったラブ所長をオーバンさんとアーシアさんが慰めていました。


「ゼブラ兄!どうしたんだ!久しぶりの再会なんだぞ、返事位しろよ!」
「……」


 先輩がそう言いますがゼブラさんは無反応でした、聞こえていないのでしょうか?


 その時でした、地響きと共にゼブラさんを縛っている4つの鎖が引っ張られていきます。


「何が起きてるの!?」
「処刑獣たちが動き出しました!あの四肢を縛る鎖は4頭の処刑獣たちにつながれています、もし4頭の処刑獣が一斉に鎖を引っ張れば体が引き裂かれるのです!」
「そ、そんな……!」


 オーバンさんの説明に私達は最悪の光景を想像して思わず目を閉じてしまいました。でも……


「なっ!?」
「嘘……」


 なんとゼブラさんは4頭の処刑獣たちに鎖を引っ張られているのに全て押さえこんでしまいました。それどころかゼブラさんの方が優勢に見えます!


 するとゼ
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