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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
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うだ?俺の自慢のコンビの料理は!」
「……」
「いやなんか言えよ!」


 イッセー先輩の質問にゼブラさんは何も言わずに黙々と食べ続けていました。そしてあれだけあった沢山の料理は二人の胃の中に消えていきました。


 まあ私やゼノヴィアさん、イリナさんもかなり食べましたけどね。


「いいゼブラちゃん?あんたには500人の指名手配犯の捕獲と100種類の新種の食材の発見を命じるわ、これが出所の条件よ」
「おいイッセーこの俺を誘いに来たんだ、美味い食材なんだろうな?」
「ちょっと聞きなさいよ!」


 ラブ所長がゼブラさんの出所の条件を言いますが、ゼブラさんはそれをガン無視で今回自分を迎えに来てまで誘った理由の食材を先輩に聞いてました。


「ああ、メロウコーラっていう人間界で一番美味いコーラが今回のターゲットだ。ゼブラ兄はコーラが好きだろう?飲む価値あるんじゃねーか?」
「ふん、ガキじゃあるまいし……」
「じゃあその口から出てる滝みたいな涎は何なんだよ……」


 ゼブラさんの口からは大量の涎が出ています、コーラが好きなんですね。


「おい小娘」
「あっ、はい!」


 ゼブラさんが急に私に声をかけてきたのでびっくりしちゃいました。


「今食った料理、お前が作ったっていうのは本当か?」
「は、はい!イッセー先輩の義理のお兄さんですので私が一生懸命に作らせていただきました!お、お味の方はどうでしたか……?」
「……」


 ゼブラさんにそう聞きますが彼は何も言わず私をジッと見ていました。


(……脈拍、呼吸音、特に変わりなしか。つまりこの小娘は本心で俺に喜んで欲しくて料理を作ったのか。そういえばコイツは道中でイッセーに俺の好物を聞いていたり調理中もメニューや味付けに気を使っていたな……ふん、気に入らねえ)


 ううっ、何か言ってほしいです……


「小娘」
「は、はい!」
「チョーシに乗るなよ?」
「えっ?」


 な、なんでいきなりこんな事を言われたんでしょうか?


「俺ぁよ、チョーシに乗ってる奴が一番嫌いなんだ。見てるとグチャグチャにひねりつぶしてやりたくなる、一匹残らずだ」
「えっ……あっ、はい……調子に乗りません……」


 なにか不快にさせるようなことをしてしまったのでしょうか、私……


「ちょっと!いくらイッセーのお兄さんでも小猫に何かする気なら許せないわよ!」
「部長……」


 そこにリアス部長や他のメンバーが来て私を庇ってくれました。


「……」
「な、なによ……怖くなんかないんだからね!」
「……ふん」


 ゼブラさんはそう言うと席に座りました。


(こいつらも嘘はつい
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