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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第110話 最後の四天王登場!イッセーVSゼブラ、兄弟喧嘩勃発!
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から真っ赤な血を流して絶命しました。


「ご馳走様でした……見たかゼブラ兄!今のは明らかに俺が早かっただろう!」
「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ、俺が先にぶっ殺したんだ」


 そして横たわるマグマトータスの上に着地した二人はそのまま喧嘩を始めてしまいました。


「とんでもないわね……」
「ええ、わたくしあの人と旅をして大丈夫なのか不安になって来ましたわ……」


 イッセー先輩の人柄は知ってるので問題ありませんが、26種類もの生物を絶滅させたゼブラさんとこれから旅をすると思うと皆の顔に不安が走っていました。


「ところでイッセー、お前その赤い腕はなんだ?」
「コイツは赤龍帝の籠手と言って俺の力を倍加してくれるんだ?」
「なにぃ?じゃあてめぇさっきは手加減していたとは抜かすんじゃねえだろうな」
「違うよ。コイツは大事な相棒だけどアンタには自分の力で勝ちたかったんだ」
「……ふん、嘘じゃねえみてぇだな。まあいい、今はこの亀をどうやって食べるかが大事だ」
「なら俺のコンビに料理してもらおう、さっきゼブラ兄に話しかけてきた可愛い女の子がそうだ。滅茶苦茶美味い飯を作ってくれるから期待してな」
「まあ美味けりゃ文句はねぇよ」


 ……この冒険、今までで一番苦労しそうですね。気を引き締めて行かないといけません。


 あっ、でも先輩が可愛いって言ってくれたのは嬉しいです?



―――――――――

――――――

―――


「お待たせしました、最後の料理です」


 私は作った料理を長いテーブルに置きました。イッセー先輩やゼブラさんもお腹を空かせているでしょうし張り切って作りました。


 因みに今は包丁をルキさんに作ってもらっているので代わりの包丁を借りています。この包丁も良い包丁ですね、ルキさんが大事に手入れしてきたのが分かります。


「ご苦労様、小猫」
「あれ?先輩とゼブラさんはいないんですか?」
「ゼブラさんは分からないけどイッセーは携帯を持って出たから電話してるんじゃないかしら」
「ごめんごめん、待たせたな」


 先輩やゼブラさんの姿が無かったので部長に居場所を聞いてみると丁度イッセー先輩が戻ってきました。


「先輩、誰からの電話だったんですか?」
「節乃お婆ちゃんだよ、まあ大したことじゃない」
「そうですか……」


 節乃さんからの電話と聞いてちょっと内容が気になりましたがまあ先輩がそう言うなら問題は無いと思います。


「まったく……刑務所で出所祝いだなんて前代未聞よ。まあゼブラちゃんの為なら仕方ないけど」
「ははっ、すみませんね……」


 ラブ所長は呆れたようにそう言いました。食材は自前ですけど
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