]世、他クラスの生徒と邂逅する。
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そして、俺は1時間ほどカフェで一之瀬さんとおしゃべりをしてから別れた。
時刻は7時前。そろそろ部活時間も終了する事だった。
(ん〜、今日はトレーニングどうしようかなぁ。……今日はもう遅いし、広場で筋トレメニューだけこなして帰るか!)
次の日、俺はこの決断を後悔する事になる。
いつも通りのトレーニングメニューを遅くなってもこなしていれば、あんな問題は起きなかったかもしれないのにと……
?? 翌日、7月1日のホームルーム??
「今日は知らせが2つある。まずは1つ目、DクラスのCPが87になったぞ」
『おお!』
CPが上昇した事に沸き立つクラスメイト達。
そんな中で平田君が挙手をして、茶柱先生に質問をした。
「先生、2つ目は?」
「うむ。2つ目は、トラブルにより今月のポイント支給が遅れている」
「はあっ!?」
さっきまでと一転、今度は騒ぎ始めるクラスメイト達。
「先生! どういうことっすか!」
「俺、CP発表が楽しみで自分のPP確認してなかったのに……」
「私もなんだけど〜」
どうやらほとんどのクラスメイトがPPを確認してなかったようだ。
俺は一応確認していたので、今月もCPは0だと思っていた。
でも増えていたのは嬉しい誤算だぞ!
そう思って机の下でガッツポーズをしていると、茶柱先生が騒ぐクラスメイト達を手で制した。
全員が静かになると、茶柱先生は再び話始める。
「で、そのトラブルというのはな……」
茶柱先生はクラスを見回し、やがて1人の生徒に視線を合わせて止めた。
その生徒とは……須藤君だった。
「須藤……お前に対して、Cクラスの3名の生徒から学校に訴えが出されている」
「……は? 俺に?」
「そうだ。内容は……お前がその3人を呼び出して、暴力を振るった事だそうだ」
茶柱先生のその一言に、クラス中が凍りついた。誰も何も言わない中、俺と須藤君だけはなんとか声を絞り出す事が出来た。
それもたった1音だけだったのだが……
『……は?』
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〜おまけ〜
「ねぇ、綾小路君にも桔梗ちゃんの最終チェック来た?」
「ああ」
「どんな感じに? やっぱり誰かに言わないか試された?」
「いや、俺の場合は……」
「
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