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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
]世、他クラスの生徒と邂逅する。
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なると、須藤君は申し訳なさそうに俺に謝ってきた。

 

「……悪りぃ、ツナ。おかげで助かったぜ」

「いいよ。怪我してなくてよかった。……ほら、そんな顔してないで、さっさと練習に行かなきゃ!」

 

 そう言って、悲しい顔をしている須藤君の背中を叩く。

 

「ツナ……」

「せっかくレギュラーになったんだ、試合でも活躍できる様に頑張ってよ! 今度、試合の応援にも行くからさ!」

「! おう! 行って来るぜ! サンキューな、ツナ!」

 

 笑顔になった須藤君は、手を上に掲げながら体育館に走って行った。

 

「……」

「……ふふっ、沢田くんって友達思いなんだねっ!」

 

 須藤君を見送っていると、一之瀬さんがそう言ってきた。

 

「あはは、そうかな」

「うんっ! 私、沢田君の事見直したよ!」

 

 まだ会うのは2回目なのに見直したと言われると、第一印象がどんだけ悪かったのかと悲しくなってしまうな……

 

「そう? ありがとう……」

「うんっ! 沢田君とは仲良くなれそうだなぁ♪ ……あ、そうだ!」

 

 一之瀬さんは、ブレザーのポケットから学生証端末を取り出した。

 

「せっかくだし、連絡先交換しようよ!」

「あ、うん。よろこんで!」

 

 俺の学生証端末に、3人目の女子の連絡先が登録された。

 思わず、小さくガッツポーズをしてしまったのは内緒だ。

 

「じゃあ、私は行くね! またね〜沢田君♪」

「うん! またね、一之瀬さん」

 

 一之瀬さんと別れた後、俺は再びトレーニングに戻った。

 

 今日は調子がよく、かなり早い時間に終わらせる事ができた。

 

(これが美少女の連絡先パワーか……)

 

 おかげでその日はぐっすりと眠る事ができ、翌朝もバチっと起きる事ができた。

 

 

 ?? 次の日、昼休み ??

 

「もぐもぐ……ん?」

 

 食堂で綾小路君とご飯を食べていると、学生証端末に一件のメールが入った。

 

 送信者は……一之瀬さんだ!

 

 from穂波

 沢田君、放課後に校舎裏に来てくれない? 

 聞いて欲しい事があるの……

 

 fromツナ

 わかった。放課後だね

 

 from穂波

 うん! ありがとう!

 

 女子からの放課後の呼び出し。しかも校舎裏。この2点だけで、男がそわそわしてしまうのは致しかたないと思う。

 

 実際俺は、午後の授業中そわそわしてたからか、斜め後
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