]世、他クラスの生徒と邂逅する。
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んは満面の笑みで答える。
「あはっ♪ ばれてたかぁ〜」
「昨日の今日で、この3人で登校するのは変だもん。……昨日のアレじゃ、信用できなかったかな?」
「ううん! もちろん信じたけど〜、最終チェックって奴だよ。私は必ず2回確認する主義なんだ♪」
「そ、そうなんだ……、で? どうだった?」
桔梗ちゃんは指で丸を作って俺に見せて来た。
「あはっ♪ ツナ君はクリアです! これからも仲良くやっていけそうだねっ!」
「うん。そうだね」
気を取り直して、2人で靴箱へと向かう。
そして靴箱に入った途端、誰かが桔梗ちゃんに声をかけてきた。
「あっ、櫛田さんだ! おはよ〜♪」
「あ、一之瀬さん! おはよう♪」
桔梗ちゃんに声をかけたのは、ストロベリーブロンドで綺麗なロングウェーブヘアの女子だった。
一之瀬さんと呼ばれた女子は俺に視線を向けると、ニヤニヤしながらこう聞いてきた。
「あれ? その人は? あ、櫛田さんの彼氏とか?」
そう聞かれた桔梗ちゃんは、ちらりと俺を見てからくすくすと笑った。
「ふふふ、違うよ〜。ただのお友達だよ〜」
「な〜んだ! そっか。あ、私はBクラスの一之瀬帆波。君は?」
残念そうな顔は一瞬で消え去り、今度は楽しそうな表情になった一ノ瀬さんが俺に話しかけてきた。
「あ、俺はDクラスの沢田綱吉です。よろしく」
「沢田君ね! こちらこそよろしく〜♪」
一之瀬さんは豊かな体の一部を揺らしながら、俺に近づくとそう言った。
(桔梗ちゃんみたいな子だな……明るくて社交的。そして、自分の容姿がどれほどいいか理解してなさそうだ。……いや、昨日の様子を見るに、桔梗ちゃんは理解してるかもしれないけど……)
「途中まで一緒に行こうよ!」
「うん! いいよ♪」
「う、うん(あ、綾小路君にも最終チェックの事教えてあげないとな)」
そうして、俺は美少女2人と一緒に教室に向かうのであった……
?? その日の放課後 ??
いつも通りに1日を過ごし、放課後がやってきた。
俺はさっさとマンションに帰り、運動着に着替えてから再び外に出かけた。
「今日はずいぶん早いな、ツナ」
「うん、早くから始めた方が睡眠時間が長く取れるだろ?」
「ほう、馬鹿なりに考えてるようだな」
「寝坊してお前に蹴り起こされんのは、もう沢山だからな!」
部屋を出る際にリボー
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