]世、受け入れられる?
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菓子やジュースを買い込み、皆で俺の部屋に向かって歩いていた。
「……ねぇ。なんで俺の部屋?」
「だってよ、沢田の部屋は最上階なんだろ? 最上階からの景色見てみたいんだよ」
「そ、そっかぁ」
俺の質問に山内君が答えてくれた。
(あれ? なんで山内君は俺の部屋がどこか知ってるんだ?)
違和感を感じたけど、どこかで俺が最上階に帰るとこを見たんだろうと納得する事にした。
(しかし……俺の部屋にはリボーン用の居抜きスペースがあるんだよな)
あのスペースに関して、いいごまかし方が全然思いつかない。
(皆にあのスペースを見られる訳にはいかないし……とりあえずリボーンに連絡してみるか)
学生証端末を操作し、リボーンに連絡を取る。こんな時の為に、リボーンが連絡用に所持している通信端末の番号を登録しておいたんだ。
fromツナ
リボーン。クラスメイト達と俺達の部屋に向かってるんだけど、お前のスペースを見られたらどうしよう!
ありがたい事に、リボーンからは送信してすぐに返信が返ってきた。
fromリボーン
安心しろ、俺のスペースにはこんな時の為に壁に偽装する機能が付いている。
普通に入ってきて大丈夫だ
fromツナ
わかった、ありがとう
fromリボーン
来月PPが入ったら、コーヒー豆を沢山買ってこい
fromツナ
……はい
なんか面倒くさいことになったけど、とりあえずは大丈夫そうだな……
?? ツナとリボーンの部屋 ??
「うお〜! タッケェなぁ!」
「やっぱ最上階だなぁ!」
「今の俺なら空も飛べそうだぜっ!」
部屋のベランダから外の景色を見た池君と山内君と須藤君が騒ぎはじめる。
「……なんで1年の沢田君が最上階なのかしら」
「(ぎくっ!?) あ〜、なんか他の部屋に空きがなかったみたいでさ! ラッキーだって先生にも言われたよ!」
「……そう」
「へぇ〜♪ ツナ君は運がいいんだね!」
堀北さんに当然な疑問を持たれてしまったが、なんとか誤魔化すことに成功したようだ。
「……なぁ、早く始めようぜ。祝勝会」
「おお! そうだな!」
「うん♪ それじゃあ乾杯しよっか!」
綾小路君の一言で全員が飲み物を持つと、桔梗ちゃんが乾杯の音頭を取る。
「ではではっ! 中間テストを無事に乗り越えた事
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