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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
]世、仲間ができる。
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?」

「だなぁ」

「? ……まぁそうね」

 

 俺の考えに2人が賛同してくれた。

 

「とにかく、早くクラスの生活態度を……」

『?』

 

 何かを言っていた途中で、なぜか堀北さんが言葉を止めた。

 

 どうかしたのかと堀北さんの方に顔を向けると、堀北さんは俺達の腕をじーっと見つめていた。

 

「……沢田君、綾小路君。あなた達、何か運動をしてた?」

「え? ううん。俺は中学でも帰宅部だったよ」

「俺も、自慢じゃないがずっと帰宅部だ」

「えっ? それにしては前腕の発達具合が……」

 

 堀北さんが俺達の体をじろじろ眺め始める。すると、少し離れた所で手を叩く音がした。

 

 先生が来たのかと音のした方を見てみると、どうやら手を叩いたのは先生ではなく平田君だった。

 

 手を叩いた音で全員の視線が集中したと確認した平田君は、ゆっくりと話し始めた。

 

「皆、大事な話をしたい。議題はCPについてだ。これからもずっと0ポイントで卒業まで過ごすのは皆嫌だよね?」

「そんなの、絶対嫌よ!」

 

 平田君の考えに軽井沢さんが同調する。それを皮切りにどんどん平田君の考えに賛同する人が出てきた。

 一通り意見が出ると、平田君は全員に笑顔で頷いてから話の続きを始めた。

 

「まずはCPを獲得しないといけない。直近では中間テストでCPを増やせるはずだ。だから、皆でテスト対策をしようと思……」

 

 と、なぜか話の途中で平田君が口を閉じた。

 

「お前が何やっても自由だけどよ……俺まで巻き込むことは許さねぇぞ」

「……須藤君」

「けっ!」

 

 平田君が話を途中で辞めたのは、須藤君が彼を押し退けてプールを出て行こうとしたからだった。

 

 俺達3人はプールを出て行こうとする須藤君を目で追いかけていた。

 

「……須藤、か」

「……はぁ。また評価が下がるわね」

「……うん。(須藤君、どうするつもりだろう)」

 

 その後、休み時間になるまで、平田君を中心にテストの対策方法についての話し合いが行われたのだった。

 

 

 ?? 3時限後の休み時間、廊下 ??

 

 3時限目が終わった後の休み時間。トイレで用を足して教室に戻ろうとすると、トイレの近くで堀北さんが話しかけてきた。

 

「……沢田君、ちょっといいかしら?」

「え? うん、分かった」

 

 堀北さんに連れられて、別棟へ繋がる渡り廊下に出た。 渡り廊下に誰もいないのを確認すると、堀北さんはゆっくりと話
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