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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
]世、実力主義の意味を知る。
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「ああ! 昨日と同じ金額しか表示されないぞ!?」

「……ふっ」

 

 近くの席の奴と振り込みされてない事を確認し合う生徒達。その姿を見て、茶柱先生は呆れた様な薄ら笑いを浮かべた。

 

「全く……お前らは本当に愚かな生徒達だな」

「はぁっ!? お、愚かっすか?」

「本堂、少し黙ってろ」

 

 威圧する様な茶柱先生の声によって本堂君もたまらず黙り込む。

 全員が口を閉じたのを確認すると、茶柱先生は話を続けた。

 

「遅刻欠席、合わせて95回。授業中の私語や携帯やゲーム機を触った回数391回。よくもまぁ、一月でここまでやらかせるものだなぁ」

「!」

 

 そこまで話した茶柱先生は、俺の方を見て冷ややかな笑みを浮かべた。そして先生は一枚の大きな紙を黒板に貼り付けた。紙にはA~からDクラスの名前、そして何やら数字が記載されている。

 

「沢田、お前の知りたかった事を教えてやろう。この学校では、個人ではなく、クラスの成績や評価が毎月のPPに反映される事になってるんだ。そして、4月におけるDクラスの評価は0。PPはクラスの評価×100が振り込まれる。つまり、今月のDクラスの生徒に振り込まれるPPは0×100で0。0ポイントというわけだな」

 

 茶柱先生の言葉に、クラスから悲鳴のような言い訳が飛び交う。

 

「え、じゃあ、今月0ポイントで暮らせってのか!?」

「そんな話……聞いてないし!」

 

 そんな生徒達を嘲笑うかの様にフッと笑い、茶柱先生は話を続ける。

 

「只の高校生のお前達が、何の制約もなく毎月100,000ポイントも貰えると本気で思っていたのか? 常識で考えてありえないだろう」

 

 ここで、クラス一の不良キャラである須藤君が食いつく。

 

「だから……そんな話聞いてねぇっての!」

 

 須藤君が食いついた事で、何名かも「そうだそうだ」と加勢するように声を上げる。

 そんな生徒達に、茶柱先生は冷たい視線しか返さない。

 

「入学時に説明があったはずだ。この学校は、実力で生徒を測るのだと。しかも、私はポイントについて説明した時にこうも言った。お前達には、それだけのポイントを払う価値が今は≠るとな。決してこれからもその価値が有るとは言ってし、来月も100,000ポイント与えると明言していないのに、毎月100,000ポイントを貰えるんだとお前達が勝手に勘違いしたんだ。……なぜ疑問を持たない? なぜ疑問をそのままにしておくんだ?」

 

 茶柱先生が全員を見回し、ニヤリと笑う。

 

「見たところ、数名の者がこの事に気づいていたよ
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