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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
X世、注意深く観察する。
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……ん?

 

「……それでは、今日のホームルームは以上だ。最後に、マンションの部屋にカリキュラムが置かれている。明日からの授業はそのカリキュラムに沿って行われるから、きちんと確認しておくように。では、解散」

 

 俺が周囲に気を配っている間に話が終わったようだ。解散を告げると、先生はスタスタと廊下に歩いて行ってしまった……

 

「よっしゃ! カラオケ行こうぜ!」

「先にカフェ行かない?」

 

 先生がいなくなると、クラスメイト達は放課後の過ごし方を話し合い始めた。

 一方俺は、先生に質問するべく廊下に飛び出ていた。

 

 (気になった事をそのままにするのはボスとしてありえねぇ、ってリボーンに言われた事があるからな……そのままにして帰ったらボコボコにされそうだ)

 

 小走りで廊下を進んで行くと、職員室に入ろうとする茶柱先生が見えた。

 

 職員室の入り口に着き、扉をノックしてから中に入る。

 

 俺が中に入ると2人の先生達から視線が集まった。

 

 茶柱先生のデスクを含め長方形になるように4つのデスクがくっ付けられている所を見ると、もう1人の先生は他の一年クラスの担任の先生なんだろうか。

 

「……沢田か。一体どうしたんだ?」

「すみません茶柱先生、一つ確認したい事があるんです」

「確認? ……なんだ?」

 

 俺が用件を言うと、茶柱先生や、もう1人の先生の視線が鋭くなった気がする。俺が何を質問するのか興味津々といった感じだ。

 

(少し質問しづらい空気だけど、聞かないわけにはいかないよな)

 

「聞きたいのはPPについてです」

「ほう?」

 

 茶柱先生はなぜか、少し嬉しそうに俺の質問を待っているように見える。

 

「PPは毎月10万振り込まれるわけじゃない……そうですよね?」

「……なぜ、そう思うんだ?」

 

 茶柱先生が少し口角を上げた。俺の考えが正しいって事なのかな?

 

「さっき、先生はこう言いましたよね?それだけポイントをやる価値が今はあるという事だ=@って。それはつまり、来月も10万ポイントが入る価値が俺達にあるとは限らないって事じゃないですか?」

 

 俺の質問を聞き終えた先生は、クククと笑い始めた。

 

「ククク……よく気がついたな、沢田」

「! じゃあ、俺の考えは当たってるってことですか?」

「ああ。確かにお前の言う通りだ。来月に10万ポイントが振り込まれることはないだろう」

「……それは、どうしてなんですか?」

 

 俺の追求のする質問に、茶柱先
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