世界復興祭編
復興祭
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い。ただ、うちが参加しないならと参加を見送るギルドもいるようで、その年を境に年々注目度が下がっていると耳にしたことがある。
「いや・・・それだけではない」
「「「「「??」」」」」
なおも真剣な・・・いや、重苦しいとすら形容したくなるマスターの表情。何がそこまで彼を思い込ませているのか気になって仕方がない。
「ここ数年、世界的な危機に瀕したこともあり多くの国で魔導士の・・・人口の数が激減した」
その瞬間にギルドのみんなからの視線が俺へと向けられる。いやいや・・・だからあれは俺であって俺じゃないんだって・・・どっちかというとレオンの方が成分多めだから、俺のせいじゃないから。
「最近はそれに関連した依頼も多く、皆には他国に行ってもらう機会が多かったが、多くの国が正常に機能し始めているとのことだ」
それを聞いて歓声が起きる。ティオスと天海の襲撃に加えて天使も現れたりで泣きっ面に蜂の人が多かったみたいだけど、努力の甲斐もあって復興が進んでいると考えると嬉しくて仕方ない。
「そこで、今回の大魔闘演武は世界復興の記念の意味も込めて、全世界に放送されるらしい」
「「「「「えぇ!?」」」」」
それを聞いて思わず立ち上がる。フィオーレ一を決める大会を全世界に見せるなんて、驚かないわけがない。
「もしかして参加ギルドも世界から?」
「いや・・・どこの国も有力な魔導士の生存者が少ない。結果的にフィオーレの独壇場になると判断され、今回はフィオーレ王国の魔導士ギルドのみでの大会となった」
アルバレスも国の再建がなかなか進んでいなかったり、ディアボロスも五神竜関係でまだやらなければいけないことも多々あるようで参加要請に応じてくれなかったらしい。ただ、今回の目的はあくまでも復興の記念。そのため、特に多くの国に関わりを持ったフィオーレの魔導士たちがその勇姿を見せることで元気付けようとすることが最大の目的らしい。
「国王・・・ヒスイ女王から妖精の尻尾にもぜひ協力してほしいと連絡が来ているが・・・どうじゃ?皆のもの」
その問いに俺たちの反応は様々だった。静かに頷く者、笑みを浮かべる者、拳を付き合わせる者など・・・ただ、全員の答えは同じようで、それを察知したマスターも嬉しそうに・・・そして誇らしげに笑みを浮かべる。
「さすがワシの子供たちじゃ。妖精の尻尾!!大魔闘演武に参戦じゃあ!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
まるで今にも戦いが始まるような彼の言葉に全員の声が一つになる。そうなるとこれから出てくる問題は一つだろう。
「俺は絶対ぇ出る!!てか出させろ!!」
「ふざけんな!!出るのは俺だ!!」
「いや!!俺が出るべきだろ!!なぁ!!レビィ!?」
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