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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十五話 まくら その1
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ドルグループ『おえおうさせ隊』ってなんだよ?そーいえば、竹田ァ、お前アイドル詳しかったよな?」
「『おえおうさせ隊』は人気急上昇のアイドルだよ、知らねーのかよ、最低だぜ、お前」「ムァンビキしまくってる最低のお前にだけは言われたくねぇわ?竹田、お前ちょっと表出ろや」
ヨシノが一触即発状態の俺と竹田に質問する。
「ねぇそれより、ふたりとも、この『おえおうさせ隊』のおえお...ってなによ?」
なぜか秋田さんがヨシノ疑問に便乗する。
「僕も実はそれが気になっているんです、欠本ユートのせいで精神的に不安定になってしまったウチの娘が、しきりにこうつぶやいているんです...↓」
『おえおうおえおうおえおうおえおうおえおうおえおうおえおう...』
「怖いですね、純粋に...それで、私たちはいったい何をしたらいいんですか?」
「はい、実は今回の件、警察に相談したら、なぜか断られてしまいまして...」
「なるほど...つまり、その芸能事務所AFデクレーションから圧力がかかったと言うことですね?それで、ウチに...」
「その通りだと思います...おそらく、AFデクレーションの欠本のせいで、僕の娘みたいに心を病んでしまったアイドルは、たくさんいると思うんです。なので、みなさんに芸能事務所AFデクレーションに潜入してもらって、欠本の悪事の証拠をつかんでほしいんです!証拠があれば、おそらく、警察やテレビ局も動いてくれるかもしれません?」
「なるほど、面白そうですね」
部長がグーを俺の眼前に出して、他の部員たちの顔を順番に見つめ始める。
「部長...いったい何をするつもりなんですか?」
部長がグーを俺の頬にぐりぐり押し付けてくる。
「何って、ジャンケンよ、じゃんけん大会...負けた二人組が、芸能事務所AFデクレーションに潜入するの、いいわね?」
速報 じゃんけん大会の敗北者 1回戦 山神。 2回戦 竹田。
「部長、おい、これどうすんだよ、二人とも男じゃ、潜入どころか、面接で不採用だよ?」
「大丈夫よ、面接で『パンツ脱げ』なんて言う面接官いねぇわよ、きっと、いねぇよ、あと声はヘリウムガス吸えばなんとかなるなるわよ?」
『なる』が一個多かった気がする件についてはあえて気にしないことにした、とりあえず、俺がアイドル役で、ビジュアル的な問題で竹田がアイドル化した俺の保護者役を担当することになった。
部長・ヨシノ・副部長のメイクにより、美少女アイドル、氏根駄ムァリコ(山神ムサシ)が誕生した。
こうして、氏根駄ムァリコ(山神ムサシ)が芸能事務所AFデクレーションとの面接で披露する曲、『SAY&GO!FLY HIGH!上下左右からムァリコ?〜むぁりちゃんさびしかったんだもんそっかそっかならわいがあいてになるで〜』の練習が始まった。
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