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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十五話 まくら その1
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第三百二十五話 まくら その1
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。
国内偏差値最底辺高校・アルティメットジーニアス学園の校舎の中には、アルティメットメディアクリエイター部の部室がある。
そして、授業中であるはずのその時間、部室に一人の男が現れる。
男が部室のドアを開ける。
ドアの向こうでは、アルティメットメディアクリエイター部の部員5名が組体操をしていた。
ピラミッドである。
「あの、すいません、ここ、アルティメットメディアクリエイター部の部室でいいんですよね?」
部長がめんどくさそうに、来訪者に対応する。
「あのさ、コレ!この状態見てさ、なんか色々、察せないの?」
「ピ、ピラミッド...」
「そう、正解!ピラミッド!じゃなくてさぁ!組体操!私たち、今、組体操やってんの!イコール忙しいの?」
部長の支離滅裂な言葉に困惑する来訪者に、俺は助け舟を出す。
「部長、もう組体操やめましょうよ、ものすごく時間の無駄ですよ...」
「無駄ァ?なにが無駄よ!山神君、アンタが言ったのよ!セミの抜け殻、食ったら、なんでも言うこと聞いてやるって!」
「本当に食べると思わんでしょ!普通?」
次にヨシノが不満を口にする。
「どうでもいいけど、なんで私たちも、組体操に参加しないといけないわけ?」
「うるせーわよ?私はこの部活動の部長なの!部室と言う領域において、部長の言うことは絶対なのよ!うるせーわよ!うるせーわよ!うるせーわよ?ガハハハハハッ!」
「あの...私のマネすんのやめてくれます...?」
かくかくしかじかで組体操を終えた、部員たちは、部室を訪れた来訪者の依頼を聞くことにする。
「私の名前は秋田ユウジと申します、実は少し前まで、美少女アイドルグループで活動していた娘がこんなことを言っていまして...」
秋田ユウジは依頼内容を簡潔にまとめたA4用紙を部員たちに手渡す。
A4用紙には、アイドルグループ・『おえおうさせ隊』に以前、所属していた秋田さんの娘が、所属していた芸能事務所AFデクレーションの社長である、欠本ユートに枕営業を強要されたことについて、記載されていた。
アイドルグループ・『おえおうさせ隊』に以前、所属していた秋田さんの娘は、今も芸能事務所AFデクレーションの社長である、欠本ユートにされた『あること』が原因で精神的に不安定な状態になってしまっているらしい。
「欠本のせいで僕の娘は今もフラッシュバックに苦しんでいるんです...」
俺は純粋に疑問を口にしてみる。
「だいたいさぁ、このアイ
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