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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十三話 ダンス大会 その5
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あああああああああああッ?」
部長がめずらしくしょげている。
どうやら、影でヨシノに自分の悪口を言われていたことが、よっぽどショックだったらしい。
いつの間にか、俺の隣に立っていた副部長の杉原ヒカリが俺の肩を叩く。
「んだよ...あ、副部長...俺、百合派なんで、BL興味ないんで...」
「違う、アレ」
副部長が指を指した方向から、金髪で長身の男がこっちに向かって走ってくる。
金髪で長身の男は、パトカーの横を走って通り過ぎると、リュックサックから出した包丁を両手に持って、黄色いTシャツを身につけた『?』達に襲いかかる。
刃物両手に乱舞する金髪で長身の男。
性別問わず似たような顔をした『?』達が次々と、刃物で切り裂かれ、学園の校庭に血飛沫と悲鳴が上がる。
俺は次々と『?』を斬殺する男の前に立ちはだかる。
「なにするんですか!やめてください!」
「安心してください、僕は『?』だけを殺しに来たんです、普通の人間に危害は加えません」
「お前、どうして何の罪もない『?』を殺すんだ!」
「なんの罪もない...?殺す...?君はおかしなことを言っているね、僕はただ、存在そのものが罪である『?』達を殺すことで、この世界から救済しようとしてるだけだ...彼らを殺すのは、その方法でしか、『?』達をこの世界から救ってあげる方法がないからだ...」
「く、狂ってるぜ、お前、もしかして、脅迫状も、お前が出しのか?」
「ああ、その通りだよ。僕の名前は松下サトシ、この世界から、すべての『?』を救済するものだ!」
「救済?」
「ああ、そうさ。『?』はどうあがいても、普通の人間に差別され、社会に適応できない、そして、その社会への憎悪は、人間社会や普通の人間たちに向けられる、しかしこの国は『?』に優しすぎる、その甘さが『?』の犯罪や再犯を増やし、『?』と普通の人間との溝を深め、共存の道を遠のかせる、だから、僕がこの世界の『?』を全員、殺害して、かわいそうな『?』達をこの世界とは別の世界、死後の世界に送ってあげるんだ!『?』達だけが存在する死を超越した世界なら、『?』は差別されず、『?』を差別する人間たちもいない!この世界から死をもって『?』を隔離することで、『?』と『?』の脅威に怯える普通の人間たちの生活を守る、そう!僕は『?』にとっても、普通の人間達にとっても、救世主なんだよ?」
突然始まった、斬殺事件に、校庭に集まっていた黄色いTシャツを身につけた生徒達や『?』達が、パニック状態になる。
俺の頭に、パブリックモンスターの出現を知らせるアレ↓が、おぼろげながら浮かんでくる。
『????????????????????????????????????
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