第十二幕その三
[8]前話 [2]次話
「やっていきましょう」
「それじゃあね」
「今から最後の水路を造るけれど」
恵梨香は鍬を手に言ってきました。
「ジャックもどうかしら」
「これで最後だよ」
神宝もジャックに言います。
「だからね」
「一緒にしない?」
ジョージもジャックに声をかけます。
「そうしない?」
「これで水路が完成するからね」
こう言ったのはカルロスでした。
「一緒に完成させな?」
「これで完成させたら」
どうかとです、言ったのはナターシャでした。
「嬉しいわよね」
「そうだね、じゃあ一緒に完成させよう」
ジャックは五人に嬉しそうに応えました。
「そうしよう」
「ええ、それじゃあね」
「一緒に水路完成させよう」
「水路を掘ってね」
「そこにお水を通して」
「造りましょう」
「そうしようね」
笑顔で言ってでした。
ジャックは実際に恵梨香達と共に鍬を使って水路になる場所を掘ってです、そうしてそこにお水を引きました。
それが終わってです、水路にお水が通ってです。
沢山の生きもの達も入りました、ジャックはその水路を観て小躍りせんばかりになって喜びました。
「これで水路も完成だね」
「そうなったわね」
恵梨香が応えました。
「遂に」
「そうだね」
「よかったわ」
「本当にそう思えるね」
「ええ、それじゃあね」
「後は水田だね」
「もう道は出来ていて」
それでというのです。
「後はね」
「水路も今完成したからね」
「だからね」
「稲を植えるだけだね」
「そうよ、そうしたらね」
それでというのです。
「全部終わるわ」
「そうなるね」
「だからね」
笑顔での言葉でした。
「今からね」
「稲を植えるんだね」
「そうしたらね」
さらに言うのでした。
「本当に完成よ」
「そうなるね」
「そうなったら」
「盆踊りだね」
「そして花火よ」
それだというのです。
「それが待っているわ」
「完成したら早速よ」
オズマも言ってきました。
「盆踊り大会をして」
「そしてですね」
「花火もね」
これもというのです。
「打ち上げられるわ」
「そうなりますね」
「だからね」
それでというのです。
「ここはね」
「水田をですね」
「完成させましょう」
「稲を植えて」
「そうしていきましょう」
こう恵梨香に言いました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ