第十二幕その二
[8]前話 [2]次話
「それでなのよ」
「ここまで出来たんだね」
「そうよ」
ジャックにその畑達を観つつお話します。
「本当にね」
「そうなんだね」
「皆が力を合わせてお仕事をして」
「牛やトラクターも使って」
「他の農具もね、それでよ」
「ここまでのものが出来たね」
「そうよ」
本当にというのです。
「だからね」
「それでだね」
「私がこれが政治だってね」
その様にというのです。
「思うわ」
「そうなんだね」
「ええ、皆がいてくれたから」
その為にというのです。
「ここまでのものがね」
「出来たんだね」
「そうよ、政治も一人では動かないのよ」
オズマは言いました。
「皆の力があってね」
「そうしてだね」
「出来るものなのよ」
「どんなことでもそうだよね」
「そう、そして政治もよ」
「全部だね」
「そうして出来るの、じゃあね」
オズマはさらにお話しました。
「これからも政治はそうしたものだと認識して」
「やっていくね」
「そしてここではね」
「水田をだね」
「完成させましょう、それが終わったら」
その時はというのです。
「いよいよね」
「花火とだね」
「盆踊りよ」
その二つだというのです。
「いいわね」
「うん、それじゃあね」
「皆でやっていきましょう」
「そうしようね」
笑顔で応えてそうしてでした。
皆で南瓜畑の完成を喜んだその足で、でした。
皆で水田も造っていきました、水田も徐々に出来てきていて。
そうしてです、いよいよでした。
水田が完成しようという時にジャックは水田を観て言いました。
「何か今凄く嬉しいよ」
「いよいよ完成と思うとよね」
「うん、本当にね」
こうオズマに答えました。
「それだけでね」
「そうね、ただ完成したらね」
「もっと嬉しくなるね」
「そうなるわよ」
「そうだね、それじゃあね」
「ええ、このままね」
「お仕事を続けていくことだね」
オズマに言いました。
「そうだね」
「そうよ、そうしたらね」
「もっとだね」
「嬉しくなるわ」
こうジャックに言いました。
「絶対にね」
「そうだね、畑も完成したし」
「水田も完成したらね」
「尚更嬉しくなるね」
「最高にね、だからね」
それでというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ