そのI
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江戸川コナン
「何で貴様がここにいる?我妻善逸はどうした?」
強化人士5号
「彼なら、今日は来ないよ」
江戸川コナン
「……そうか」
錦木千束
「おや?案外冷たいじゃない」
江戸川コナン
「アイツがいると、『劇場版名探偵コナンは何時興行収入100億を越えるの?』って訊いて来るからな。劇場版名探偵コナン100億越えは、絶対に避けなければならない禁忌。絶対に超えちゃいけない一線なんだよ」
錦木千束
「本当に素直じゃないね。素直に黒鉄の魚影の興行収入が100億を超えた事を―――」
江戸川コナン
「ちゃんと話を聴いてたか?名探偵コナン第1巻を読み直せ」
強化人士5号
「素直じゃないなぁ」
ノレア・デュノク
「あ、その我妻善逸とか言うアーシアンからの伝言を預かってました」
江戸川コナン
「何!?」
ノレア・デュノク
「ワイルド・スピード ファイヤーブーストには気をつけろ。アレからは黒鉄の魚影が興行収入100億の世界に到達するのを阻もうとする邪な音が聞こえる……だそうです」
江戸川コナン
「善逸の奴、やはり黒鉄の魚影の興行収入が100億を超えた事を喜んでいやがるな?」
強化人士5号
「さっきから言ってる事があべこべだね君は」
錦木千束
「とは言え、既に117億な訳だし。そんなに気にする事じゃ―――」
井ノ上たきな
「ですが、我妻善逸の見立てもそんなに間違っているとは言えませんよ」
ミカ
「どう言う事だ?」
ノレア・デュノク
「先週の興行収入ランキングで、先ほど言ったワイルド・スピード ファイヤーブーストが1位となっています」
江戸川コナン
「!?」
井ノ上たきな
「既に落ち始めたとは言え、ワイルド・スピード ファイヤーブーストはあのザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを抜いた事になります。黒鉄の魚影ですら出来なかった偉業をですよ」
江戸川コナン
「な……なんて……事だ……」
強化人士5号
「おやおや、やはりワイルド・スピード ファイヤーブーストのせいで3位に堕ちた事を根に持って―――」
江戸川コナン
「何でワイルド・スピード ファイヤーブーストがもっと早くに来日しなかったんだよぉーーーーー!」
強化人士5号
「はぁ?そっち!?」
江戸川コナン
「つまり……ワイルド・スピード ファイヤーブーストがもっと早くに日本で公開されていれば、黒鉄の魚影の興行収入が100億を超えると言う最悪の事態を回避出来たかもしれないって事だろ!?そうなんだろ!?」
ノレア・デュノク
「……言ってる意味が解りません」
江
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