暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十二話 ダンス大会 その4
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
第三百二十二話 ダンス大会 その4
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

地球の深層である『内核』に存在する謎の生命体。
その謎の生命体こそが、人間をストレスによって怪物もしくは異能者にしてしまう、パブリックブレイク現象の原因だった。
PGS(パブリックガーディアンズ))による内核の調査を、政府がようやく承認したことにより、PGSは近いうちに内核に潜む、謎の生命体との交渉を実行するらしい。
そして、その交渉がうまくいけば、人類はパブリックブレイク現象の脅威から解放されることになる。
しかし、交渉が失敗すれば、人類の残りわずかな余命の安全性を重視するために、全てを消滅させる、死を司る断罪剣・漆黒のライフセイバーを持つ危険因子である俺は、全世界に敵視されることになる。
俺はそれまでに、パブリックモンスターを人間に戻す力を持つ、生命の断罪剣・ライフセイバーの力でもって、俺という存在そのものを世界にとって危険人物ではないことを証明しなければならない。
それは、それとして。
ダンス大会練習日・二日目。
俺達、偏差値最底辺高校アルティメットジーニアス学園の生徒は皆、不完全な人間・『?』達と、校庭でダンスの練習をしていた。
今回のダンス大会の課題曲はなんと、お笑い芸人、オクシデンタル・レディオが歌う『不完全人間』なのだ。
不完全な人間である『?』達に、『不完全人間』を歌って踊らせるダンス大会運営に怒りをむき出しにして、練習一日目をサボった『?』のみなさん。
しかし練習二日目の今日は、なんと真面目にダンスの練習をしていた。
さすが『?』は普段から、施設の行事としてダンスを踊っているだけ、あってダンスのキレがちがう。
まあ、頭のキレは、おそらく普通の人間以下だろうけどな。
不完全な人間である『?』達が『不完全人間』を歌って踊る姿を見る者達は、おもに二つに分かれていた。
一つは、『?』達に同情するもの。
二つ目は『?』達を侮辱するもの。
「なぁ、竹田、お前はどっちなんだ?」
俺は女子生徒達が泣きながら踊っている究極にダサいふりつけのダンスを踊りながら、女子生徒達が泣きながら踊っている究極にダサいふりつけのダンスを踊っている竹田に聞いてみた。
「なにが?」
「『?』達のこと、どう思う?」
「どう思うって、まぁ『?』だからさ、やっぱ男も女も、顔がみんな同じだな〜って、思うよ...」
「そうじゃなくて、『不完全人間』を踊っている『?』達のこと、どう思う?」
「まぁ、普通にダンスうまいと思うけど」
そりゃあ、
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ