第七十四話 おぢばのカレーその七
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「いいでしょ」
「特に僕みたいに沢山食べる人にはそうですね」
「ええ、じゃあ遠慮しないでね」
「おかわりしていいですね」
「是非ね」
「では今日もいただきますね」
私に笑顔で言ってでした。
新一君はこの日もまずは神殿本部に行って回廊ひのきしんをと参拝をさせてもらってお墓地も参拝しました。
そしてその後で詰所に戻って事務所の中にいる私に言ってきました。
「じゃあお昼なんで一緒に」
「ご飯ね」
「いただいていいですか?」
「食べましょう」
私は新一君に笑顔で言いました。
「今からね」
「この時が楽しみなんですよね」
物凄く嬉しそうに私に言ってきました。
「日曜日は」
「本当にカレー好きね」
「カレーも好きですし」
私をじっと見て笑顔で言ってきました。
「先輩もおられるし」
「私?」
「はい、ですから余計に」
こうも言うのでした。
「楽しみです」
「ええと、カレー入れてあげる位は出来るわ」
どうして私と一緒なら余計になのかはわかりません、ですがそれでもそれ位は出来るのでこう答えました。
「そうさせてもらうわね」
「先輩がそうしてくれるんですか」
「ええ、是非ね」
「それも楽しみですね」
新一君はまた笑顔で言いました。
「じゃあ宜しくお願いします」
「沢山食べてね」
「そうさせてもらいますね」
新一君はこう言ってでした。
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