第15話 文化祭に遊びに行きました
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ゃ。今回もライのお願いで店を手伝っているだけで、本来ならばこんな事はしないのだが………」
「ライお姉ちゃん!?」
「うん?娘っ子、ライを知っているのか?」
「あの………私有栖キャロって言います」
「そうか、お前が!!よく来たの歓迎するぞ!!」
私の手を握り、握手するぬらりひょんさん。
う〜ん、どう見ても妖怪には見えないな………
「あれ?キャロ?」
ぬらりひょんさんと話していると、後から入ってきたルーちゃん達がやってきました。
「何してるんだ?」
「アギト達追いついたんだね。………えっと、ぬらりひょんさんに注意されちゃって………」
「ぬらりひょんって百鬼夜行の?」
「百鬼夜行?」
優理もやっぱり私と同じで知らないみたいです。
「儂が妖怪を引き連れて歩く、パレードみたいなもんじゃ」
「へえ………」
微妙な返事ですけど、分かっているのでしょうか?
「ねえエリオ」
「大丈夫、言いたい事は分かるから………」
私とぬらりひょんさんの会話を見て、ルーちゃんとエリオが話したのでした………
「お〜い、お客連れてきたぞ〜」
あの後、私達はぬらさん(こういう風に呼べと言われた)連れられて、墓地に立つ、年季の入った旅館みたいな所に連れてこられた。
ぬらさんがいると妖怪さん達が大人しいというか、夏穂ちゃんにビビってるというか………
視線は感じるんだけど、ビビってるって感じでした。
ちなみにルーちゃん達は墓地を普通に歩いていただけらしいです。
所々、気絶してる妖怪達を見かけたらしいのですか、驚かされたりはしなかったらしいです。
なのでルーちゃんがつまんないとブーブー言ってましたが、文句なら夏穂ちゃんに言って欲しいです。
「おかえりなさい総大将」
「おう雪江、お客さん連れてきたからジュースとつまみ用意しといてくれ」
「はい分かりました」
出迎えてくれた白い美人の女性に指示を出し、とっとと進んでいきます。
えっと、靴とかどこにおけば………
「ああ、靴は側にある下駄箱にでも突っ込んでおけ」
ぬらさんは大雑把ですね………
まあ言われた通りに適当に入れますけど。
「ほら、座れ座れ」
案内?された先は宴会場みたいな広い部屋でそこには人盛り………いや、妖怪盛り?が出来ていて、中心から聞き覚えのある声が………
「いえーい!僕の勝ちー!!」
「ぬあー!!!!!」
女性の頭が天井まで伸びてる………
「おい、ライお客さんだ」
「お客さん?………ってキャロとアギトにルーとエリオじゃん!それと後は友達?」
「あっ
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