第15話 文化祭に遊びに行きました
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いません!!
と言うことでみんなでストライクアウトをすることになりました………
「じゃあ、小学生低学年の子供逹はここからね。そこの赤い髪の女の子は何年生?」
「えっ、アタシか?」
そう聞かれて戸惑うアギト。
確かにちょっと私達よりは大きいですし、大人っぽい口調なので分かりませんね。
(なあキャロ、どうすればいいと思う?)
(う〜ん、アギトならちょっと小さいけど小4位に見えるんじゃない?)
(そうか)
念話で話した私達。
「アタシは小4だ」
アギトは4年生でいくことになりました。
「そうか、なら後ろにある線からね」
ストライクアウトは私逹全員することになりました。
優理も何故かやる気満々なのが謎ですけど………
「先ずは私からね」
夏穂ちゃんがニヤリを笑みをこぼしながら不敵に言います。
「じゃあ持ち球は12球ね」
「それじゃあ行くわよ!!」
夏穂ちゃんは足を高々と真上に上げ、綺麗に一本足で立ちました。
あれ?何かの漫画で見たことあるような………
「でやー!!」
大きな掛け声と共にボールを投げました。
ボールは真っ直ぐエローシュ君の方へ………あれ?
「ふごっ!?」
「あれ?何で?」
「俺のセリフだー!!何で的に投げないで俺の方へ投げるんだよ!!」
「むしろ何でアンタが的の方へいるのよ………」
ルーちゃんが言うように何故かエローシュ君は的の1m横辺りにいました。
「ごめんなさい、あそこに何か光る物があるって言ったから………」
どうやら原因は真白ちゃんみたいです。
「だけどエローシュに真っ直ぐボールが行くなんて………」
「エローシュはそういう星の下に生まれてきた」
「星かよ………」
アギトの突っ込みは最もだと思います。
星お姉ちゃんはボールに愛されてるとお兄ちゃんが言ってましたから。
「ああっ!?」
夏穂ちゃんは結局3枚だけ抜いて終わりました。
球は速いのですが、ノーコンで、どうしても1枚は取りたいと言ったので、嫌がるエローシュ君をストライクアウトの後ろに縛り付けてやってみたら見事に3枚連続で抜けました。
本当に謎です………
「次は僕。エローシュ、ストライクアウトの後ろに………」
「絶対嫌だぞ!!」
「エロ本2冊」
「乗った!!」
変り身早すぎです。
「まあ当然没収ね」
「あの2人は学習しないわね………」
「まあそれがエローシュ君ですから………」
「何だか零治を見てるみたいだな」
「レイ兄もこんな感じ?」
「う〜ん、お兄ちゃんの場合は隠してるエロ本を星お姉ちゃんに全て没収されてるって感じですかね」
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