285 ならば強くなれ
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のが見えた。間違いなく藤木だった。
「藤木君!」
「や、山田・・・!!」
藤木はようやく立てるようになった。そして迎撃態勢に入る。
「う・・・」
(どうすれば追い払えるんだ・・・!?誰か・・・)
だが藤木は先程の高校生の言葉で誰かが来るのを待つのではだめだと思う。そして拾った石で反撃する。
「く、来るな、来るな!」
かよ子は羽根の結界で防いだが、藤木が徹底的に抵抗した事に驚いた。かよ子は仕方なく投げてくる石に杖を向け、石を操る能力を得た。更に大きい石を放った。
「山田かよ子、石の攻撃はいいが藤木茂に怪我をさせてはならぬぞ!」
「う、うん!!」
(いけない、おっちょこちょいする所だった!)
かよ子は石を藤木の近くにある木にぶつけた。木は倒れはしなかったが大きく揺れ、木の葉と枝が大量に落ちた。
「藤木君、いい加減にしないと今度は当てるよ!」
(あの杖みたいになんか武器があれば、欲しいな・・・)
藤木はかよ子が羨ましがった。
「藤木茂!」
「坊や!」
「妲己さん!紂王さん・・・!!」
藤木は援軍が来てホッとした。そこにはレーニンもいた。
「レーニン、いや、杉山君・・・!!」
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