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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
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だったら 私 先輩がその気になるように・・ 頑張るから・・ ねぇ お正月の時も お母さん 迎えに来てくれたヤン 誰?って聞かれたから 彼氏って言ったの」
「えぇー それは・・」
「うそ! 先輩ですって、ちゃんと言っておいたわよ そんなに・・私が、彼女じゃぁ困る?」
「そんなんじゃぁ 無いって! ただ、僕は 彼女なんていう気にならないんだ」
「だからー 私が その気にさせるって いいでしょ とりあえずでも・・
「うー ・・・ まぁな」
と、僕は、また、押し切られて中途半端な返事をしてしまっていた。なんと、優柔不断なことなんだろう。だけど、ななのの顔が頭に浮かんできていたのは確かなんだ。初めて、見たときから僕の心に住み着いて、ななのが溌剌となんかしている時とか、一緒に過ごしている時とは、違うんだ。僕には、ななのが必要なんだと。
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