14話 Emperors【王者たる者たち】
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その夥しさはこれまで幼少期から修羅場を潜ってきたセイバーの度肝を抜く。
「っっっ!!」ゾクッ
「俺に跪け……絶滅・ザンバット斬!!」
ダークキバの合図とともに大量のザンバットソードが発射される。本来剣は斬るものだが、こうなっては一本一本が最強の弾丸。
豪勢な技はまさに王に相応しいモノだ。
「うわあああああああ!!!」
ザンバットソードの集中砲火を浴びたセイバーは強制的に変身を解除させられる。
「くそっ……!」
「なかなか良い戦いだった。俺の威圧を受けて立っていられる時点でな。そんな猛者はこの世界にはそうそういない???あっぱれだが、敗北のペナルティは……」
ジリジリと迫るダークキバ……だが。
【ブレード!】
「おらっ!」
「お前……」
突如としてダークキバに斬りかかった人物それは……宮下陽人。
否、彼は……別人格 コルボ。
「お前は確か……もう1人の。」
「ほう?この俺を知ってるとは貴様…何者だァ?」
「あぁ知っているさ。色々とな、カルボナーラくん。」
「ごちゃごちゃうるせぇな!!」
コルボはなんとかダークキバの腹部にミドルキックをお見舞いする。当然ダメージはないが、それでもノックバックを与えた。
「お前……誰だ?」
「アイツがちょっと世話になったみてーだなセイバー。あのアホとは違って、俺は強えぞ。」
【バット!】
【Confirmed!】
ツーサイドライバーをブレードモードにしたコルボは、バットバイスタンプを押印。
黒い影とともに漆黒の蝙蝠たちが彼の体を包むように回る。
【Eeny, meeny, miny, moe♪】
「変身。」
【バーサスアップ!】
【Madness!Hopeless!Darkness!バット!】
【HAHA! 仮面ライダーエビル!】
【E-YEAH HAHA!】
蝙蝠の群れが一つの大きな存在となり、仮面ライダーエビルを形成する。顔の形は羽を閉じて逆さまにぶら下がっているコウモリになっている???ライブと対をなす、元来悪の属性を持つライダー。
「そうか、貴様直系か……また珍しいなぁカルボナーラくん。」
「馬鹿にすんじゃねぇ!」
振り回されるエビルブレードを未来でも見たようにスイスイ躱すダークキバ。
すぐさま赤黒い衝撃波でエビルを吹き飛ばして距離を取る。その衝撃波は近くの時計台を破壊して、時計を地に落とす。
そこで速人はあることに気づいてしまう。
「そろそろライブの時間か???だが……」
1人だけこの戦場から逃げ出すなんて馬鹿げている。かと言って、かのんと
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