14話 Emperors【王者たる者たち】
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」
「えっ…?」
【JACKING BREAK!】
突如として炎の壁が敵と味方を分つ。その爆炎たるや視界を曇らせ、逃亡するにはまさに絶好であった。
「逃げたか……って、侑殿は!」
「うっ…」
バタッ
侑はその場に倒れ込んでしまう???原因は明らかに腹に刺さった針。
と、その時……
「侑ちゃん…?侑ちゃん!?!?!?」
歩夢の目が変わった。
????※????
「「「はあああああ!!!!」」」
一斉にダークキバへと攻勢を仕掛けたセイバー・バルカン・ライブ。
しかし……突如王によって放たれた赤黒い衝撃波が彼らを吹き飛ばす。バルカンとライブは先に立ち上がり、自分の銃型ドライバーで銃撃を始める。
だが、ダークキバは自身のマントでその銃弾を完全に無効化してしまう。
「何…!?」
「どうなってんだ!?」
「いいだろう?このマントは大抵の攻撃を無力化できる……お前たちの銃弾では俺は傷一つ付かん。」
「んなの反則だろ!!」
「ではこちらの番だ……」
ダークキバは地面から紋章を模った緑の結界をものすごい速度で銃撃した2人に飛ばす。
「危ねぇ!」
「!!」
バルカンはライブを弾いて、自らのみがその結界に背後から拘束されてしまう。その結界から流れるエネルギーがバルカンを苦しめる。
「ぐぅぅぅぅ……!」
「ほう、まさか初対面の奴を庇うとはお人好しだ。」
「バカ……やれ???速人!!」
「?」
そう、計画通り???とは流石に言えないが、バルカンが攻撃を受けている間にセイバーは距離を詰めて火炎剣烈火を振り下ろそうとする。
だが……その剣は火炎ごと人差し指で止められてしまう。
「なっ…!」
「俺は油断しない主義なんだ……舐めプする【アイツ】とは違ってな?」
「うわっ!!!」
結界から引き寄せられたバルカンが、そのままセイバーへと直撃させられ、バルカンの石頭がセイバーを襲う。
「この石頭が…!」
「仕方ねぇだろ…!」
言い合うのも束の間、ダークキバは背中に掛けていた黄金の柄に結晶でできた剣???ザンバットソードを携える。
「確かにマントで攻撃を防がれるなら、剣による近接戦が最も有効打になる???いい判断だ。しかし……俺も、近接戦の方が得意なんだ。」
「「……!!」」
ジリジリと迫るダークキバ……ところが、そこにライブの弾丸がヒットする。
マントを展開していないがその弾は頑丈な装甲が弾いてしまう???が、足を止めることには成功する。
「ほう?」
「2人だけに戦わせない……!」
「????なるほ
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