第七十八話 ホテルのカレーその六
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「ジュースもあるから」
「そっちを飲めばいいですね」
「このホテルお茶も美味しいし」
店長は笑って話した。
「牛乳もいいから」
「そうしたもの飲めばいいですね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「あんた達もそうしてね」
「わかりました」
五人で店長の話に頷いてだった。
アルバイトを続けていった、そして実際にお昼は。
ホテルのレストランの従業員様の食堂で朝のビュッフェの残りを口にした、かな恵はサラダを食べていった。
「お野菜新鮮でね」
「美味しいわね」
一華はその中のトマトを食べて応えた。
「ドレッシングもいいし」
「店長さんの言われた通りね」
「そうよね」
「美味しいわ」
「ソーセージだって」
富美子はそちらを食べつつ言った。
「いいわよ、茹で具合がね」
「いいのね」
「ええ、食べやすい大きさだし」
こう一華に話した。
「結構以上にね」
「美味しいのね」
「こちらもね」
「ハムだっていいしね」
理虹はそちらを食べていた。
「上等のものよ、これ」
「ヨーグルトだって」
留奈はコップの中の白いそれに苺ジャムを入れて掻き混ぜたものを食べている、そのうえで言っている。
「いいわよ」
「何かね」
一華は唸って言った。
「まさに一流ホテルのビュッフェって感じよね」
「そうよね」
かな恵は今度は目玉焼きを食べつつ応えた。
「これは」
「あのね、私去年ハウステンボス言って」
「ああ、長崎の」
「そこのホテルの朝ご飯がね」
「こんなのだったの」
「そう、豪華なビュッフェで」
それでというのだ。
「シャンパンもあって」
「こんな風だったの」
「そうだったのよ」
こう一華に話した。
「これがね」
「そうだったのね」
「その時のことを思い出したわ」
サラダを食べている一華に話した。
「こんな豪勢な朝ご飯信じられないと思ったけれど」
「朝からこれって凄いわよね」
「お客様に最高のサービスよね」
「本当にね」
「パンだって」
富美子は今度はトーストにバターをたっぷりと塗ったものを食べて言った。
「いいわよ」
「主食もなのね」
「バターだってね」
そのバターも味わって話した。
「かなりね」
「いいのね」
「トーストも美味しくて」
そしてというのだ。
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