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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第八話 戦闘民族の闘志
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その気はすさまじく地に向かってどんどんと押されていく。
「だぁぁぁぁぁぁ?」
バーダックは気を開放するが、それでも届かない。
「ちくしょぉぉぉぉ?がぁぁぁぁぁ?」
声を上げ力を込めようとするが今のバーダックではこれ以上気をあげれなかった。
その時、バーダックには幻覚が視えた。正確に言うととそれは未来予知なのだが。
あの戦いの後、ドラゴンボールでよみがえってからは一切視ることはなかった未来予知だが、このタイミングでそれは発動した。
その未来はあの時も視た悟空とフリーザが戦っている様子であった。
悟空は20倍界王拳を使っており、フリーザは今とは違う姿で戦っている。
そのフリーザの姿が何なのかはわからなかったが。一つだけわかることはあった。
(俺がここで死んでも…誰かが…いや、案外俺のガキかもしんねぇな。そいつらがフリーザを倒す。だけどな…ここであいつらの…仇をとれるのはカカロットじゃねぇ。この俺だ?)
バーダックはあの惨状を思い返した。トーマ、セリパ、パンプーキン、トテッポ。仲間たちがフリーザの手下に倒され、血まみれになった戦場後を。そして、頭に巻いているバンダナ。それは奴らの、サイヤ人の誇りだということを。
(俺がここで諦めるわけにはいかねぇ…あいつらの仇をとってやる…サイヤ人の誇りを…サイヤ人を…)
「サイヤ人を、舐めるなぁぁ?」
バーダックの底力、サイヤ人の誇りの力はフリーザのデスビームを跳ね返した。
フリーザは自分で打ったデスビームを食らいダメージを受ける。
「おのれ…?」
「ハァァァァァ…ダァァ?」
バーダックは全身からあふれる気を、戦闘民族の闘志を燃え上がらせた。
「これで…終わりにしてやる…」
バーダックは強く地を蹴りフリーザの眼前まで迫り腹部に強烈なアッパーを入れる。
そして後ろに下がり右手に今残っている気全てを使い気弾を作る。
「くたばりやがれ?」 青白い気弾がフリーザへ牙をむく。
フリーザは両手で受け止めようとした。
「はぁぁぁぁぁ?」「キェェェイ?」
両者の声がその場を震わせる。
そしてその気弾はフリーザに直撃し、爆発した。
「へ…へへ。」
バーダックはフリーザに気弾が命中したのを確認すると、気を失いその場に倒れてしまった。
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