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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第八話 戦闘民族の闘志
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ないでいた。
「さぁ。話してもらいましょうか。あなたがなぜこの場にいるのかをね。」
フリーザは淡々とした態度で話す。
「誰が貴様の命令なんて聞くか…」
「相変わらず強情な奴ですね。少しイライラしてきましたよ。」
そう言いフリーザはより力を込める。
バーダックもただ拘束されているわけではなかった。
多少自由に動く左手に気をため、それをフリーザに押し当て爆発させた。
その爆風により尻尾の拘束は緩みその隙にバーダックは尻尾を蹴り上げ脱出する。
「ほう。あそこから逃げ出すとは。あの時より多少は力が増しているようですね。」
(ちっ…やはり単純な戦闘力では奴の方が上だ。どうにかして瞬間的に奴の気を上回らなけりゃあ一瞬で殺される。)
「はぁぁぁぁ!!」
バーダックは気のコントロールで気を最大以上に開放しフリーザとの戦闘力差を一気に縮めた。
(なるほど…実際の値はわかりませんがどうやら気を自在に操る術を手に入れたようですね。これは少々厄介です。)
「ですが、それでもまだ私には及びませんよ!」
今度はフリーザが詰め寄ってくる。
蹴りや殴り、一発一発の威力は凄まじく。防御をしていてもダメージが通っていた。
「そこだ?」
バーダックは急に相手の動きが視え拳を前へと突き出した。
「なんだと?」
フリーザは寸でのところで回避し後ずさりをした。
「俺たち戦闘民族サイヤ人は戦いの中で成長するんだ。うかうかしてると、すぐに追い越しちまうぜ?」
「ふん…いいでしょう。私も少し本気を出して差し上げます。」
「キェェェェェイ?」
フリーザの蹴りが横腹に入った。しかしバーダックはそのまま足を掴み地面にたたきつける。
バーダックはフリーザを蹴り上げようとするが躱され、そのまま横に薙ぎ払われる。
バーダックは横向きで吹き飛ばされるが、体制を整え岩壁を足場にして蹴り、フリーザに向かっていく。
「リベリオンスピア?」
バーダックは金色の気を纏いフリーザへ突進をする。
「遅い?」
だがバーダックの攻撃は空しく躱されてしまった。
「死になさい。デスウェーブ?」
フリーザは斬撃性の高い気をリベリオンスピア後で硬直しているバーダックに向けて放つ。
幸い角度が良く顔を避けるだけで躱せたが、その頬には傷がついていた。
バーダックはその血を拭うと、再びフリーザへと視線を向ける。
「死にぞこないの亡霊が?とっとと仲間の元へ行きなさい!」
フリーザはこのしつこさが頭にきたらしく人差し指をバーダックへと向ける。
その指には気がとてつもなく凝縮されていた。
「デスビーム?」
極太の光線がバーダックを襲う。
バーダックは両手を使い光線を押し返そうとするが、
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