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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第八話 戦闘民族の闘志
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闘いの舞台はそのまま空中へと移動した。
悟空とベジータは空中で何度も拳を交える。空中には衝撃波が同時に何か所も発生し、爆発的な風圧が大地を震わし、地割れを起こした。その衝撃は離れたところにいるはずのクリリンや悟飯、そして気を読めるワサビやバーダックにも伝わった。
ここで悟空が一技仕掛けた。
「界王拳!!2倍だ!」
悟空は紅の気を纏いベジータに直行する。
ベジータはこの技の恐ろしさを地球での戦いで経験しているので集中し捌こうとするが100倍の重力下で修業した悟空のスピードはとてつもなく速く相手の場所を読むことができなかった。
悟空は武空術を利用したスピードで全身でタックルをしベジータを吹き飛ばす。
「まだまだ行くぞ!!」
再び気を開放しベジータの後ろに回り込み飛んできたベジータを蹴り飛ばす。
ドカッ!バキッ! 悟空はベジータでラリーをしトドメに片足で踏みつけ地に落とし、追い打ちをかけるように片足を突き出し急降下する。
流石のベジータもこれ以上ダメージを受けると致命傷だ。ここはいったん距離を取るべく5回ほどバク転し距離をとった。
「クソッタレェェェ?」
ベジータが気弾を乱射する。
それは地球で放った時よりも密度が濃く、そして弾数も増え、一発あたりに込められた気、すなわち一発一発のダメージも大きく膨れ上がっていた。
悟空はこの後の戦いも見越したのか界王拳を一度解除し、弾をよけるため高く上へと飛び上がった。密度こそ多い気弾のラッシュだが敵を追いかけるスピードは速くなく、通常の武空術でもよけれることができた。
しかし次に予想外の一手をベジータが放った。
気弾を乱射しつつ全身に気をためていたベジータは身体から青白い光線を放った。
その弾速はとても速く当たることこそなかったものの悟空の道着をかすった。
だが大事なのはそこではない。ベジータが放った光線は気弾から悟空が逃げている方向に放たれていた。そのせいで悟空は動きを止め、気弾の雨が悟空に降り注ぐ。
悟空は必死に逃げようとするがそこにベジータの予想外の攻撃の二手目が襲う。
なんとベジータはさっきまでいた場所に気を残し、そこから気弾を発射し本体は気弾の爆風の影に隠れながら悟空へと奇襲したのであった。
気弾を乱射されているところにベジータがいるという先入観が、油断を生み大きな隙を晒した。
ベジータはこの短時間で新たな技を作っていたのだ。
名づけるとするならば、フェイクブレイカー″といったところか。
それを逃すほどベジータは甘くない。悟空を殴り飛ばし岩盤にぶつけ、先ほどの気弾を悟空にぶつける。そしてベジータは両手を重ね気を溜める。ギャリック砲の構えだ。
「くたばりやがれ!ギャリック砲?
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