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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第八話 戦闘民族の闘志
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存在がいるのに悟空の行動まで変わってしまうとフリーザで全滅とかいう最悪の展開になる可能性もある。もちろん秘策もあるのだが、安心材料は大量に欲しい。それほど敵は強大だ。

「バーダック。どうせ何言っても聞かないんだろうからこれだけ渡しておく。それと悟空にも。」
そういって俺は一粒ずつ豆を投げる。

「仙豆だ、一人一粒。どうにでも使ってくれ。じゃあ俺も行くぞ。バーダック、悟空。死ぬなよ。」


「ありがたく受け取っておくぜ。」

「サンキュー!じゃ、またあとでな。」

そうして俺たちは3方向へと分かれていった。


ークリリンsideー

「悟飯!もっと飛ばすぞ!」

「はい!」
クリリンはフリーザの手下、ドドリアに追われていた。

(やばいな…アイツのスピードが速すぎる。これじゃすぐに追いつかれちまう…)

そこでクリリンは一か八かの賭けに出た。
「悟飯!少しスピードを落とすんだ。俺に考えがある。」

「分かりました。クリリンさん。」
悟飯もクリリンの言うことを聞き、飛ぶスピードを遅くした。」

「へっへっへ…スタミナ切れか?」

クリリンたちを追いかけながらドドリアは不敵に笑う。

(もっと引き付けるんだ…そうじゃないと太陽拳は当たらない…)

ギリギリまでドドリアを引き寄せた。チャンスは今しかない。奴は完全に油断をしている。

クリリンは急に後ろを振り向いた。

「何?」

ドドリアは急に振り向いた敵に困惑した。

「太陽拳!!」

技名をいうとクリリンの額が急激に発光する。
光はあたり一帯を包んだ。
「うぎゃぁぁぁぁ!!」

激しい光は敵の視力を一時的に奪う。この声を聞く限り無事に命中したようだ。

数秒後光が収まった。

「よし!悟飯。今のうちに逃げる…ぞ?」

光が晴れドドリアのいた場所に目を向けたクリリンだったがそこにいた相手に心底驚いた。

「ごごごごご…悟空?」

「お…お父さん?」

そこにはなぜか手で目を覆っている悟空の姿があった。

「ひ…ひでぇよクリリン…せっかくオラ急いで駆けつけてきたのによ…」

「そ…そんなこと言ったってちょうどいま来るとは思っていなかったからよ…」

彼は運悪く太陽拳を食らう方向から来てしまったようだ。

「な…なんだかよくわかんねぇがどうやらお仲間に技を当てちまったようだなぁ。」

悟空のちょうど背中側にいたドドリアは少しまぶしかったものの失明することはなかったようだ。

「残念だったな。俺は優しいんだ。痛みなく一瞬で3人ともあの世へ送ってやるぜ。」

「やばいぞ。悟空!逃げろ!」

「お前らの運のなさをあの世で後悔するんだな!」

悟空の背後からドドリ
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