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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十四話〜壊される仮面
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したい」
ついにスカリエッティの尻尾をつかんだようだ。こちらからも戦力を送りたいのだが……
「こっちも結構ヤバいことになってるんやけど……」
「かなり強力なAMFを出してくるガジェットが出てきた。シャッハと二人で迎撃はしているが状況が思わしくない。二人ほど高ランク魔導士を出せないかい?」
「二人か……」
悩んでいると、
「俺が出る」
いつの間にか管制室に来ていたランスが私の代わりに答えていた。
「ランス!?」
「戦闘機人なら心配いらねえ。チビ共で十分な相手だ。だから俺がこっちに出向く」
「………そうか。それならランスとフェイトちゃんを行かせる。ロッサ、それでええか?」
「ああ。ありがとう」
こちらが一段落した時、シャーリーが驚愕の声を上げた。
「あれは……この間の騎士!?」
ヴィータと戦ったという騎士が地上本部を目指して飛んでいた。
相手の戦力も最大限に出てきた。ここがこの事件の正念場や……!
side スカリエッティ
「さあ、見ているかい?私のスポンサーたち、それに管理局の諸君。偽善の平和を謳う聖王教会の諸君。今から見せるものが、君たちが忌避しながらも欲した絶対の力だ!」
外では手筈通りにゆりかごが起動している。
「古代ベルカの悪夢の英知、聖王のゆりかご。迎えるべき王を迎え入れ、世界を破壊したこの素晴らしき兵器は蘇った!」
さあ、始めよう!世界の変革を!
side なのは
「迎えるべき王を迎え入れ、世界を破壊したこの素晴らしき兵器は蘇った!」
スカリエッティの言葉、そんなものは私の耳には入らない。なぜならば、
「いや、いたいよ…こわいよ…ママ、パパ、たすけて………」
スカリエッティから送られた映像に私に助けを求めるヴィヴィオがいたのだから。
「ヴィヴィオ……」
そんな中、震える私の肩に手を置く人物がいた。
「まずは落ち着け。冷静にならなければ救えるものも救えなくなるぞ」
「士郎君………」
それは士郎君の手だった。いつもと全く変わらないように見える態度。だが、触れられている手から伝わってきた。
士郎君は、怒っている……今までに類を見ないくらいに。
そんな士郎君に怒りをぶつけた人物がいた。
「どうして……」
「アルト?」
「どうして、衛宮さんはそんなに冷静なんですか!あんな、小さな子があんな目にあっているのに!衛宮さんにとってヴィヴィオはなんなんですか!」
「アルト!」
「なのはさんは黙っててください!答えてください!衛宮さん!!」
少しの間をおいて、士郎君は語った。
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