第九十九話 お盆が終わりその四
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「実は連載再開してるの」
「そうなの」
「ネットの方でね」
「ああ、ネットね」
「雑誌だと掲載に限りがあって」
「人気がないとね
「どんなに面白くてもね」
コアな読者がついてもというのだ。
「アンケートの順番が低かったら」
「打ち切りになりやすいわね」
「けれどネットだと」
こちらならというのだ。
「そのサイトのサーバー次第だけれど」
「雑誌より遥かに沢山の量掲載出来るから」
「もうね」
「雑誌より打ち切りになりにくいわね」
「それで打ちきりになってもね」
過去そうなろうともというのだ。
「一部でも根強い人気があったら」
「そこでよね」
「連載出来るのよ」
「その利点があるわね」
「その他にも」
咲hさらに話した。
「毎日連載作品があるとか」
「そんなことも出来るわね」
「週刊誌以上によ」
週一回発売されるよりもというのだ。
「強いわ、あとネットだと紙も使わなくて」
「出版もお金かかるしね」
「紙のそれで結構な部数出すのって」
それはというのだ。
「お金馬鹿にならないし」
「やっぱりそうよね」
「それもせずに済むから」
「お金も助かるのね」
「あと再生紙を使っても」
「紙も資源だしね」
「木から造るね」
即ち森林資源をというのだ。
「そうするものだから」
「環境にもいいわね」
「そうなのよ」
これがというのだ。
「実はね」
「そう思うと尚更いいわね」
同級生はここまで聞いて頷いた。
「かなり」
「そうよね」
「私単行本は紙派だけれど」
それでもとだ、咲は同級生に話した。
「連載の時はネットでもね」
「いいのね」
「そう思ってるわ」
「そこまで聞いたら」
同級生も言った。
「ネット連載ってね」
「色々いいでしょ」
「そうよね」
「打ち切りも少なくてね」
「そうなった作品も復活しやすくて」
「毎日連載作品があがって」
「地球にも優しい」
こう咲に述べた。
「いいものね」
「ええ、ほら面白くないどころか」
咲は眉を曇らせてこうも話した。
「風評被害とか間違った知識撒き散らす」
「そんな漫画もあるわね」
「料理漫画であるでしょ」
「ああ、あるわね」
同級生もそれはと応えた。
「世の中には」
「そうでしょ」
「プロ市民みたいな主張で」
「そんなのばかりでね」
それでというのだ。
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