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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百二十一話 ダンス大会 その3
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第三百二十一話 ダンス大会 その3
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

ダンス大会の練習初日、『G』に対するあまりにも無思慮な選曲にブチ切れた『G』達はしいたけ農園でもある施設に帰ってしまった。
ダンス大会の開催に暗雲が立ち込める中、俺は学生寮に戻る。
そして学生寮の自室にはPGS(パブリックガーディアンズ)の本部から帰ってきた凍結の断罪剣士・ヨシノがいた。
「なんだ、もう帰ってきたのか?」
「ええ、部長から電話で聞いたけど、なんか大変だったみたいね、『G』と一緒にオクシデンタル・レディオの『不完全人間』を踊るんでしょ?」
「ああ、その通りだ。『G』だけでなく、俺達まで一緒に黄色いTシャツを着て『不完全人間』を歌って踊らなくちゃんらん、しかも全国放送だ!」
「いいじゃない、似た者同士で仲良くダンス♪」
「一緒にすんじゃねぇよ?オメーもあとでちゃんと練習すんだぞ!」
「知ってるわよ!そんなの部長から聞いてんだから!練習サボったらアタシみたいに留年になるって!私、はっきり言って部長と同じ人間になりたくないの!ちゃんとダンスするわよ!ダンスしますわよ?」
「それより、カイトさんはどんな様子だった?」
そう、俺は先日、PGSの霧原カイトを倒し、カイトのパブリックモンスターとして異能力をパブリックブレイカー↓で破壊したのだ。
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