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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
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「いや それはなぁー 若い女の子やし・・」
「へぇー シュウにも、私のこと 女の子って意識あるんやー でも 最近 又 やせたんやでー 努力してナ」
「そうだなー 前に会った時より スリムになったな 高校の時みたいに」
「そうよ! 私 高校の時 本当はシュウのこと好きやったんやでー なんとなくシュウはシュッとしてて、他の子みたいにベタベタした感じ無かったもんな」
「そうか 知らなんだなぁー」
「なぁ 私 フリーなんやー どう? 実は まだ あそこもまだ新品なんやでー 意外でしょう? でも、シュウとやったら・・」
「バカ言うなよ 酔っぱらっとんかー そんなの安売りするなよ もっと 大切にナ」
「酔ってなんかないよー 安売りちゃうねん 本当にシュウとやったら、一度っきりでもかまへんと思ってる 私のをあげても・・あんなネンネみたいなの相手じゃぁなくて、もう熟してきてるでー」
「もう やめろやー そんな気になれないから・・ やっぱり もう 帰ろ 送るよ」と、僕は無理やり彼女を店から連れ出して、彼女のマンションの道を聞いていた。
歩いている時も、サナエは僕の腕を取って組むようにしてきて、大きめの胸を押し付けてきていた。マンションの前に着いた時も、しつこく部屋に入れようとしていたけど、断ると
「ねぇ じゃぁさ 一度だけ 抱きしめてキスしてー」と、せがんできた。だから、建物の陰に行って、僕はサナエを抱きしめて、ぷんぷんと酒の匂いがする唇を合わせていった。その時、僕はななのの柔らかい唇とは違うと感じながらも、ななのを想いだしながら、お互いに舌を絡ませてむしゃぶりついてしまっていた。
サナエにはすまないと思いながら、僕はただ寂しさを紛らわすだけと思ったのだ。別れ際にも「私と付き合って」と、言われたが「その気になれない しばらくは」と、優柔不断な返事をしてしまった自分に、最低な男だなと責めていた。
次の日もかがりさんと顔を合わせないようにして、早々に家を出てきたのだった。
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