第二章
[8]前話
名倉は店をやっていった、そんな中で真面目に働いていたがある日を境に急に客が増えた、それで利益は倍になったが。
その事態を受けて名倉は不思議に思ったがある日佐藤に言われた。
「うちの店もホットペッパーやぐるなびで宣伝してますね」
「今じゃ常識だからな」
名倉はそれはと答えた。
「あと食べろぐにもな」
「ホットペッパーの口コミでいいのがあって」
「美味いってか」
「そこからぐるなびとか食べろぐでもです」
「そうした書き込みがあったのか」
「麺のコシがあってスープも美味しくて」
それでというのだ。
「コクがあってって」
「評判なんだな」
「ですから」
「その口コミ見てか」
「お客さんが増えたみたいですね」
「そうなんだな、急にそうなったと思ったら」
「ええ、ネットからですね」
佐藤は名倉に笑って話した。
「評判になって」
「そうか、それはいいことだな」
「そうですね」
「じゃあこれからもな」
名倉は佐藤の話に笑顔で返した。
「味は勉強していってな」
「接客も確かにして」
「そうしてな」
「真面目にやっていきますね」
「折角お客さんが増えたんだ」
「それならそれが続く様に」
「やっていこうな」
こう言うのだった。
「是非共」
「頑張っていきますか」
「佐藤君も頼むな」
「わかりました」
佐藤も笑顔で応えた、そしてだった。
名倉は彼と共に店をやっていった、やがて佐藤はこの店に大学卒業後正式に社員となって採用されてだった。
新しいバイトも雇い店をやっていった、店の客は減らず二人は忙しいながらも充実した日々を過ごしていった。
一気に客が増えたラーメン屋 完
2023・5・18
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