第二章
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「全部売れてよかったからね」
「それでなのね」
「これから美味しいものを食べようか」
こう奥さんに言うのでした。
「そうしようか」
「いいわね、けれどもう食材はね」
「全部売ったしね」
「パイに使ってね」
「そうしたからね」
「食材はないわ」
「それじゃあどうしようか」
ご主人はここまで聞いてリビーに尋ねました。
「それなら」
「いや、何とでもなるわ」
「何とでもなんだ」
「だって売り切れるまで売れてね」
そうなってとです、リビーはご主人に笑顔で答えました。
「お金があるから」
「ああ、それならね」
「そのお金で今度は私達がお店に行って」
「そしてだね」
「美味しいもの食べましょう」
「そうだね、そうしよう」
これがご主人の返事でした。
「考えてみたら売れてお金があるんだしね」
「結構以上なものが食べられるでしょ」
「そうだね、それじゃあね」
ご自身の奥さんにさらに言います。
「今度は僕達が出店のお客さんになって」
「一緒に美味しいもの食べましょう」
「好きなものを買ってね」
「そうしましょう」
「それじゃあね」
「貴方達はどう思うかしら」
リビーはご主人が自分の考えに賛成したことを受けて今度はトムとピーターラビットに応えました。
「それでいいかしら」
「うん、僕はいいよ」
「僕もね」
トムもピーターラビットも賛成しました。
「美味しいもの食べよう」
「今から皆でね」
「わかったわ、じゃあお店の後片付けをしてね」
そしてとです、リビーは笑顔で応えました。
「それからね」
「うん、美味しいものをだね」
「食べに行きましょう」
こう言ってでした。
皆で出店の後片付けをしてそうしてからでした。
美味しいものを食べに行きました、皆で頑張って働いた後に食べるものは猫のリビー達と兎のピーターラビットでは違いました。
ですがそれでもです、皆でそれぞれ美味しいものを食べました。そうして楽しい想いをしました。
猫のリビーのお話V 完
2023・2・26
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