第一章
[2]次話
猫のリビーのお話V
子猫のトムはこの時お友達のピーターラビットと一緒にお母さんの従姉妹のリビーのお家のお仕事のお手伝いをしていました、今リビーはご主人と一緒に森の市場に出店を出してそこでパイを売っています、その仲のお魚のパイを見てでした。
ピーターラビットはトムにこう言いました。
「お魚って美味しいのかな」
「美味しいよ」
トムはピーターラビットにすぐに答えました。出店には色々な種類のパイが売られていますがお魚のパイもあって鰊や鰻や鮭のパイがあって中にはザリガニのものもあります。
「パイにしてもね」
「そうなんだね」
「ピーターは兎だから食べないよね」
「うん、お魚はね」
ピーターラビットはその通りだと答えました、見ればその目は自然とパイはパイでも人参等お野菜や果物のものに向かっています。
「僕は食べないからね」
「だったらわからないね」
「私達にとってはとても美味しいものなのよ」
パイを作っているリビーが笑顔で言ってきました、見ればかなり鮮やかな手捌きでパイをどんどん作っていきます、ご主人はその隣で奥さんのお手伝いをしていますがご主人の手捌きもなれたもので二匹で見事な連携を見せています。
「だからこうして作ってね」
「それでなんだ」
「売っているのよ」
「それで売れてるんだ」
「そうなのよ」
これがというのです。
「嬉しいことにね」
「リビーさんにとっても」
「勿論他のパイも作るわよ」
お魚のもの以外もというのです。
「人参や桃、苺のものもね」
「人参も作るんだ」
「そうよ、だからね」
「パイをだね」
「どんどん作ってね」
「売っていくんだね」
「今はね、そうしましょう」
ピーターラビットにも言ってでした。
リビーはお魚のパイだけでなくです。
人参や桃、苺、葡萄と色々なものを入れたパイを作ってきました、その他には鶏肉や豚肉のパイも作ってでした。
トムとピーターラビットそしてご主人と一緒にパイを売っていきました、そしてパイはお魚もお肉もそれにお野菜も果物もひいては生地に使う小麦粉等までそれこそ食材が全部なくなるまでにです。
売れました、そして売り切れてでした。
皆大喜びでした、それでご主人が奥さんのリビーに言いました。
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