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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
異変収束 予測される敵
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永遠亭

魔理沙達は倒れた闇夜を、大急ぎで永遠亭へと運び込んだ。
闇夜の状態を見た永淋は少し慌てて冷仙と共に処置室に入って行った。魔理沙達は処置室の外で待っているが、紫や幽香に幽々子、更に闇夜と親交がある閻魔である四季映姫・ヤマザナドゥが休みだったらしく、死神の小野塚 小町を連れやって来た。後は、夜になってからスカーレット姉妹と雛もやって来た。

そして、漸く治療が終了したのか、扉が開いて入室が可能になると、皆に部屋に入って闇夜の様子を見た。闇夜はベットに横たわり、眠っている。

「良かった・・・」

魔理沙は、自分の攻撃で闇夜に何かあったら・・・と思っていたらしく一番安心している

「でも、如何してこうなったのかしら?闇夜がそんなへまをするとは思えないけど・・・」

幽々子が、闇夜の寝顔を見ながらそう呟いた。
確かに何故新たな意識が生まれたのか原因が解らない
すると永淋が、ベット近くの椅子に腰掛けたまま口を開いた。

「原因は・・・これよ」

永淋が手のひらを広げると、なにかの小さいチップのような物があった

「???これ何?お姉様?」
「さあ」

それを見たフランはレミリアに聞くが、レミリアが解る筈も無い

「これは闇夜君のPE『煉獄の闇』に付着していた物よ、にとりに解析してもらった結果
これがとんでもない物だと解ったわ」
「如何いう事なんだぜ?」

魔理沙は身を乗り出すように尋ねた

「これは、付着した機械を伝って、その機械を装着している人間に入り込んで相手の精神に攻撃を仕掛ける物なのよ」
「じゃあ、つまりそれが。今回、闇兄が可笑しくなった原因!!」

閃輝が大声を出して言うと、永淋も頭を縦に振った。閃輝や魔理沙、紫、幽香、幽々子は激しい怒りを表した。

「俺がもう一度外界に出て、外界を滅ぼしてやる!」
「待ちなさい」

閃輝は部屋を出て行こうとするが、それを映姫は止めた

「何故止めるんです!!?」
「罪があるのは外界そのものではなく、それを作った者でしょう」
「そうだよ、少しは冷静になりなよ。閃輝」

閃輝は、映姫と小町の言葉に冷静さを取り戻し、落ち着きを取り戻した

「・・・はい、すいませんでした・・・」
「解れば良いのです。ですがこのチップを作った者は幻想郷に危険を齎した
罪も無い人や妖怪を巻き込んだ罪は軽くは出来ません」

映姫は、閻魔らしく原因となった者の罪を数えている。それだけ重い事になるのかと

「でも、このチップはかなり外界では高度な物よ。外界じゃ早すぎる技術だわ」
「って事は、製作者は外界でトップの技術者っと言う事もなるな」

永淋の言葉にレミリアはそう言った。そしてそれを聞いた、紫、妖夢、小町は誰だか見当が付いた


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