第十幕その十
[8]前話 [2]次話
「賛同はしてもらっても集まるものか」
「違うよね」
「そちらもね」
「やっぱりね」
「そうしたものだからね」
それ故にというのです。
「僕はお友達にはなってもね」
「集まってね」
「派閥に入ったり作ったりしないね」
「学問において」
「人とのお付き合い全体でそうだしね」
学問に限らずというのです。
「僕はね」
「そうそう、先生ってそうしたことはしないよ」
「派閥作る様なこともね」
「そうしたこともしないね」
「絶対にね」
「それに意味があるか」
派閥を作ったり入ったりということにというのです。
「僕はないと思うから、結社は必要だけれどね」
「集会とか結社とかね」
「民主政治では守られないとね」
「そうしたものも」
「イギリスでは伝統的に多いしね」
先生は祖国のお話もしました。
「結社もね」
「遊びで作ったりね」
「魔術だのオカルトを学ぶ為にもあったり」
「ドルイドになるとか」
「他にもあるね」
「僕はそうしたものはいいと思うよ」
こうした結社はというのです。
「面白いね、けれど本当に人の派閥はね」
「作らないしね」
「入らないね」
「それも先生だね」
「本当に」
「うん、この考えは昔からだよ」
まさにというのです。
「守ってるよ」
「そうだね」
「じゃあこれからもだね」
「先生はそうしたものも作らないで」
「反省もしていく」
「そうして生きていくね」
「そうしていくよ」
実際にというのです。
「僕もね」
「そうだね」
「じゃあそうしていこう」
「これからもね」
「是非ね」
「そうして自分も磨いていくよ」
先生はにこりと笑ってです、皆に答えました。
「心掛けてね」
「そうしていってね、しかしね」
チーチーは新聞を見て思いました。
「本当に阪神はいいチームだね」
「歴史もいいよね」
ダブダブはチーチーと一緒に新聞を読みつつ応えました。
「はじまってからの」
「いい選手が多くてね」
「その時代その時代で」
チープサイドの家族も新聞を読んでいます、そのうえでの言葉です。
「阪神愛に満ちて頑張っている」
「そんな選手がいつもいるね」
「甲子園球場もいいんだよね」
ホワイティは球場のお話をしました。
「凄くいい球場だから」
「あの球場の前に来ただけで気持ちがよくなるわ」
ポリネシアにしてもです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ